geln12の日記: 根競べ 2
141 :世界@名無史さん :2005/04/13(水) 17:50:10 0
>>131
とあるところに5人兄妹で親父の跡を継いだ老舗のラーメン屋があった。
近くに親父の弟子だった男がメニューから豚骨系を排した新ラーメン屋をつくり
客を奪われるなど危機に瀕していた。
そのため、5人兄妹のうち長男と次男以外はやる気をなくしていた。
あるとき、ラーメンにとって不可欠なものはメンマかシナチクか、ということで長男と次男が論争し、
おこった次男は飛び出して近くに「本家」の冠をつけたラーメン屋を開いた。
残された長男は店の名前に「元祖」をつけて対抗した。
本家の方は順調に客足を伸ばしていったが、元祖の方は客を奪われる一方だった。
そこで元祖は少し北の方に店を移転した。
客足を伸ばしていた「本家」だが、弟子の一人が「化学調味料を使うのは邪道だ!」と言い出した。
調理場の混乱を経て、店主はその弟子を破門した。
その弟子は近くに同じ店名で「新」を頭につけて開店した。
「本家」の方でも、破門したものの批判は受け入れて出汁から化学調味料は除いた。
142 :世界@名無史さん :2005/04/13(水) 18:36:50 0
>>131
「元祖」暖簾分けをし、それぞれがチェーン展開をしていった。
一部は「元祖」の看板を掲げたまま、「本家」の傘下に入った。
しあし、あるとき保健所に違法営業と摘発され、長年休業を余儀なくされた。
このところ営業再開がかなって、客を取り戻しつつある。
全体的に「本家」チェーンの侵入には神経過敏になっている。
「新」のほうは醤油、塩、味噌、とんこつなどメニューを広げ、
チェーン展開のほかに暖簾分けも行い、味つけや客の取り合いを巡って内紛も多く、
しまいにはとてもラーメンとはいえない代物まで出す始末。
京都の某店のように少女に手を出して警察のお世話になる店主も出てきて滅茶苦茶。
中には「本家」チェーンに擦り寄る店も出てきている。
「本家」チェーンの方は一時味がマンネリに陥り客足も鈍ったが、
最近死んだ本店の先代の大将がこれがなかなかの人で、
常に味の追求に余念がなく、同業者を回っては勉強し、
かといってちゃらちゃらした時世の流行には目もくれず頑固一徹に働き、
逃げた客を取り戻した上に、新たな客層を開拓していった。
一部には流行のつけ麺などを認めるべきだ、との批判もあったが、
客にこびるようでは店はだめだと一蹴していた。
次の大将がどうなるかによって、「本家」チェーンの将来も変わってくるだろう。
143 :世界@名無史さん :2005/04/13(水) 18:40:39 0
>>141-142
GJ
笑えてしかもすっげえ分かり易い。
もしかして (スコア:0)
Re:もしかして (スコア:1)
本家:カソリック
元祖:オーソドックス
新:プロテスタント
ですな。
「ラーメンにとって不可欠なものはメンマかシナチクか」というところがツボにはまりました。