gen_no_sukeの日記: NHKの大英博物館シリーズ ギリシャ編 1
引き続き大英博物館の番組の話題でも。前回のエジプト編が面白かったので…。
最初の話題は白いものだと思い込んでいたギリシャの石像が実はとても鮮やかに塗装されていた、というもの。これは自分も白いものだと思い込んでいたので青の塗料の痕跡を見つける技術の場面でさっそく目から鱗。
ワシの目の鱗は108式まであるぞ(ダメだろ
色も再現した石像、綺麗だったな… ここ数年(?)ギリシャ神話ベースの映画が多かった印象だけど、アレの考証とか、この調査結果が先に分かっていたら映像も違ったものになったのかな?
それとも、大英博物館で起きてしまった「白くしちゃいました事件」のように、大衆のイメージを反映して変わらなかっただろうか?
最後はギリシャ文明が花咲く直前、エジプトへ出稼ぎに来たギリシャ人の傭兵たちがエジプトの文化を持ち帰ったことが、巨大な石像や鮮やかな色彩のギリシャ文明を生み出したのだ、という話にも感心した。
その証拠がアブ・シンベル神殿にある古代ギリシャ語の落書きなのだという。
エジプトの文化を、傭兵として戦えるぐらいに若い男たちが持ち帰った。だからギリシャ文明が歴史上、忽然、という感じに花開いた…。でも、はるか古代、数千年前に、傭兵という「身体ひとつ」の仕事に思われがちな仕事に従事していた彼らが、ちゃんと文字を読み書きできた、ということも、忘れてはならないと思う。その素養が無ければ、エジプトの文化を持ち帰ることはできなかっただろうと思う。
まあ某少女漫画ですら「兵隊には最低限読み書きと基本的な教養が必要なんだ」と軍曹っぽいおっさんが怒鳴るシーンがあるので、古代においても傭兵家業はある程度の教育や素養が前提だったのだろうと思う。脳みそ筋肉では勤まらないのだな。
傭兵が、出兵先の文化を故郷に持ち帰って… みたいな話は、現代では起こりそうもないなぁ、というのが、残念なのかむしろそれでいいのか、ちょっと分からない感じ。来週も(覚えていたら)見よう。
白い彫刻 (スコア:0)
昔どこかの美術書にて「ギリシャの強烈な太陽の下でできる影との対比効果が前提の彫刻です」と解説してありました。
これだから専門家といえども盲目的には信じられない。
#最近のNHKは視聴率を意識しているのか興味深い企画をたてるのだが、
#内容に民放風の無駄な演出が多くなってきたのがちょっと不満