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gm300の日記: 「ぼくらの昆虫記」読む。

日記 by gm300
虫の本。虫自体の記述もそれなりに興味深いし、著者自らが書いたと思われる虫の絵もすばらしい。大量の観察記録を元に説明する部分はなんかすぎなと思う。子供の頃から目的持ってノート取るなんて、会社の打ち合わせにもノートを持っていかない人からは想像できない。

でも全然違うところを楽しむ。一つは、「虫」と「昆虫」の差。

  普通の人:「虫」とは昆虫より広い概念。昆虫ではないものも虫という。蜘蛛、蠍はもちろん、古来は蛇も虫であった。
  専門家に近い人:「虫」と「昆虫」は等価。蜘蛛は虫ではない。

  と思う専門家こそ間違っているのではないかと疑う、専門家方から一般の推測を行う部分。何度もこの疑い・定義の逆転は議論されている。ソーシャルハッキングの要になる考えがでている。教育者は踏む込む方向が違うなと感心。

もう一つは、物理的に同じ世界を共有していても理解を共有できないことをパラレルワールドのようと言っている点。あるできごとをきっかけに世界が違って見える、本当のことを理解していないという片側からだけの記述は良くあるが、パラレルワールドであって両方とも真だという点が新鮮。

世代間ギャップについては共感できない。でも明確な反論もない。
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