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496022 journal

gm300の日記: 「進化しすぎた脳」読む。途中 1

日記 by gm300
面白い。けど納得できないところも。簡単には人間至上主義的なところがきらい。哲学で言うところの認識論上の深みがない。
例えば、イルカの知能。人間の3歳児程度というのはそうかもしれないが、それを持って能力が低いといのはいかがなものかと。人間型の知能が唯一とは限らない。他の部分で知能を保持するためには脳の容積はもっと小さくてもかまわない という議論がある。具体的には水頭症で脳の容積が正常な状態の10%程度でOKらしい とある。イルカは人間より脳の容積が大きいが人間の知能と比べるとたいしたことがない。と。
 その2つからするとオイラにはこう見える。

1. 知能は脳の主機能ではない。
2. 脳の性能のよさの指標として知能は不適当である。

 視力を使う必要がないところにいる生き物は、目を持たない方向に進化する。その理由として目の成長にあてるべき栄養を他の場所に使うことができるから とあった。目の成長にそれほどエネルギーがいるとは思えないないが、そうかもしれない。その理論からすると知能が脳の主機能であり10%程度で満足できるのもかかわらず、そのまま残っている というのはあきらかに変だ。

もう一箇所は記憶のあいまいさに関する部分。あいまいさがあるからこそ、ものを認識できるという。同じ人を右からみた場合と、左からみた場合では異なるにもかかわらず同じ人と認識できる。厳密に像を比較しているのではなく、あいまいにしか認識していないから多少違っても同定できるという。 オイラはそれは違うと思う。人間というものに関して構造上の知識、特徴抽出の方法を学習していて、それをもとに記憶中にある像を変形させて、見えているものと充分に一致できるか検証しているのだ。日本人には東洋人の顔を認識するのは簡単だが、西洋人の顔を識別するのは難しい。西洋人には逆の傾向がある。これは普段同じような例を沢山観測することによって、不変的、可変的な特徴の抽出を学習するからだ。
 始めにはっきりとした絵を見せるのと、ぼんやりとした絵を見せるので、少し似たぼんやりとした画像を認識するのに対する時間を比較することでわかるのではないかと思う。

 もう一個は、色の認識。ものが青いと認識するのは、記憶の中で青いものとして教えられているものと色が似ているかどうかで判断すると思う。うーん、視神経からの刺激を直接判別できればいいわけかな。
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  • by gm300 (14617) on 2007年04月27日 22時45分 (#1149540) ホームページ 日記
    もう少し。
    ものを記憶するときに始めはあいまいな形で記憶され、後になってより鮮明になっていくとか、ゆっくり記憶されていくとある部分。と思ったが本を簡単に見返してもそんな記述ないな。

    にもかかわらず勝手に進もう。

    実際のところ、オイラの記憶はそういう形では進まない。(場合もある)
    何かをぱっと見てなんとなく記憶する。必要な場合は、その景色を思い出しながら細部を分析していく。赤いものがあってそれが黒いものの左で..ということから入って 赤い車が、黒いトンネルに入るところで とか、さらに、赤いポルシェが、トンネルに差し掛かっていて、トンネルの中に向こう側の海が見えていた みたいになる場合もある。
    最近のお笑いでは、「ダロワイヨ ホテル」がある。ダイワ ロイヤル ホテルだったのだ。認識しやすい字から認識されていって、順序情報があいまいであったために、おかしなことになった。

    記憶と記号抽出は別のもので、記号抽出が終わるとつぎにオリジナルの記憶が薄くなっていく。記号抽出が終わるとは、それ以上記号抽出しても新規の価値ある発見がないと感じたとき。あるいは、充分に複雑な既存の分類に当てはめができたとき。
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie

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