gm300の日記： ticolla ってロボットキットの更新

ticolla というロボット開発キットを2006年に買う。結構遊んだが、最終的にflashに直接書き込むときに書き込みaddressを間違えて、writer 部分にuser programを上書きしてしまった。
cloud のストレージで開発ソフトのバックアップが見つかったので、現状を調べてみると...

おお！大きく変わっている。昔はif, setなどの基本プログラム要素、機能ブロックを示すアイコンを並べるGUIプログラムがメインの売りだったのだが、今は、arduinoの１バリエーションという点がメインになっているようだ。前にGUIベースは、その時の時流で小学生が作れる・興味を持つというコンセプトで全体がデザインされていたが、今は、大学生が授業の中でarduinoでIoTをする　というコンセプトのようだ。
　制御基板も一新され、回路開発であればブレッドボードにあたるキットのプラットフォームの板も赤から白か黒になったようだ。

　昔のものは、値段が結構高いわりに単純なプログラムしかできず、結果的には、子供が使えるものを作るのは非常に難しかった。理論的には動作しそうでも、機器の精度、センサの感度で実働は難しい。
  あたらいいものは、arduino を使うことで、ハードとソフトは切り離され、機器の性能を補うソフトを書くことは楽になったろう。