h-fujitaの日記: [PC部] FreeBSD/amd64 etc2
日記 by
h-fujita
PC部です。
SC430で遊び始めて3週間たちました。そしてFreeBSD/amd64をインストールして1週間くらいたっています。ここまでの状況をちょっとまとめてみました。
0.ハードウエア環境
SC430はやはり安売りマシンですので、ある程度の増設はどうしても要ります。場合によっては他のショップブランドPCのほうが安くなるかもしれません。
僕の場合は、SC430本体とメモリ1GB分を新規にかいました。また256MB分を友人からもらうことができました。合計で1.5GBの環境です。
あと、グラフィックカードも増設が必須です。もちろんサーバー用途として使う分には内蔵グラフィックスでもよいのですがクライアント用途では増設した方がよいでしょう。ただし、FreeBSDをインストールする場合には3D性能は極端に要らない(と思う)ので、PCIのグラフィックカードで十分です。PCIExpressを改造するようなことまではいりません。どうしても使いたいという人はSC430ではなくて他のショップブランドPCを買いましょう。(繰り返しになりますが)
僕の場合は、別の用途で使うつもりだったGeForceMX4000のカードがありましたので、それを使用しています。
サウンドカード、ビデオキャプチャ(チューナ)カードも同様のことが言えます。僕は、「音が出ればよい」ということで安物のサウンドカード(PCI接続)のものをつないでいます。
結論として、PC-UNIXユーザーでないならば、SC430はそんなに安いマシンではない、ということがいえるでしょう。特にゲーマーにはオススメしません。素直に「もっと高いマシンを買いましょう」といいたいです。
1.最低限のインストール
とりあえずFreeBSD/amd64は特に難しい点もなくインストールできます。ただし、インストールするバージョンは最新の6.1にしましょう。また、標準的なアプリケーションもports/packagesを利用することですんなりインストール可能でした。ただし、ports/packagesはその数が多いために、ブロードバンドが使えない場所(例えば僕の住んでいる山間部の僻地)ではかなり時間のかかる作業になります。最近はWindowsでもそれなりに時間のかかる作業のようですので、ブロードバンドはあったほうがよいでしょう。ない人は、ポータブルHDDを持ち込むか作るかして、ネットカフェでダウンロードというのがよろしいのではないでしょうか。ダウンロード中は映画でも見ていましょう。
2.日常生活環境
日常生活では、メールの送受信とWebのブラウズは必須でしょう。この2つについては、portsからインストールすることにより使用可能となります。ただし、flashやその他のプラグイン、またメニュー画面などの日本語対応という点ではやや物足りない点もあります。
3.32bit環境
FreeBSD/amd64は64bit環境ですので、既存の32bit環境についてはどうなるか、という問題があります。これについては以下のようになります。
・FreeBSD/i386 -> リコンパイルしましょう。バイナリを生かすという発想をするよりも、リコンパイルしてしまった方が早いし確実です。リコンパイルといっても、大体のアプリケーションはprtsを使ってインストールすることにより、リコンパイルの意識すら持つことなくリコンパイル可能です。
・Linux/i386 -> まずはFreeBSD/i386で環境を組み上げ、その中にLinuxコンパチブルの環境を構築しましょう。その後/usr/compat/linux 以下の環境を退避します。 そしてFreeBSD/amd64をインストールし /usr/compat/linuxに退避した環境をマウントしましょう。なお、 この環境はインストールするディスク(またはパーティション)とは別の場所にインストールしてもかまいません。
4.Office環境
Officeの環境ですが、OpenOfiiceはまだ試していませんが、StarSuite8はインストールおよび起動が可能です。手順としては以下のようになります。
3.の32bit環境(Linux版)をインストールします。Linux環境としては、標準のもの、Xのライブラリ、gtkなど、かなりの環境が必要です。
その後、StarSuite8の環境を(FreeBSDの)rpmコマンドで展開します。コマンドは、 rpm -i --force --ignorearch --ignoreos --nodeps *.rpm です。そして、FreeBSD/i386上で起動できるかどうかを確認します。
起動を確認した後、FreeBSD/amd64環境を組み上げます。
組み上げたあと、Xのフォント関係のパッケージを再インストールします。また、再インストールの前には、追加のフォントをXの所定のディレクトリに展開し、xorg.confのフォントパスを書きかえっておきます。
その後起動することが可能になるはず、、です。
なお、フォント関係のパッケージの再インストールをすることにより、Linuxバイナリのfirefoxおよびthunderbirdを動作させることも可能です。(日本語版を動作させることも可能です)
5.multimedia環境
multimediaとは言っていますが、ここではDVD再生とmp3の再生に限っての話です。どちらの環境も、portsからのインストールにより可能でした。ただし、プラグインおよびライブラリの依存関係が複雑ですので、portupgradeパッケージをインストールし、このパッケージを利用して依存するライブラリも一括でインストールすると楽になると思います。
6.開発環境
開発環境、特にeclipseについては起動できていません。起動させようとしても、どうもデッドロック状態になり、画面があらわれません。 これについては64bitネィティブ環境が必要のようですので、それを用意して再度トライしてみます。
7.エミュレータ環境
QEMUが使用可能です。KQEMUは使えませんが、amd64が動くマシンはどれもハイパワーだと思うので、ある程度は使えそうな感じでした。
8.その他
Linux/i386バイナリのskypeをつかってみましたが、音が途切れ途切れになりました。ここはちょっと実用にはつらいかもしれませんね。
ということで、SC430で組んでみた64bit環境ですが、最低限の生活をするには十分な感じがします。
まぁ、本当に普段マシンで使うのなら、素直にWindows付きのメーカーPCを買う方がよいと思いますが。しかし、ある程度PCを使いこなせる人であれば、そこそこ一通りのことはできるのではないでしょうか。
SC430で遊び始めて3週間たちました。そしてFreeBSD/amd64をインストールして1週間くらいたっています。ここまでの状況をちょっとまとめてみました。
0.ハードウエア環境
SC430はやはり安売りマシンですので、ある程度の増設はどうしても要ります。場合によっては他のショップブランドPCのほうが安くなるかもしれません。
僕の場合は、SC430本体とメモリ1GB分を新規にかいました。また256MB分を友人からもらうことができました。合計で1.5GBの環境です。
あと、グラフィックカードも増設が必須です。もちろんサーバー用途として使う分には内蔵グラフィックスでもよいのですがクライアント用途では増設した方がよいでしょう。ただし、FreeBSDをインストールする場合には3D性能は極端に要らない(と思う)ので、PCIのグラフィックカードで十分です。PCIExpressを改造するようなことまではいりません。どうしても使いたいという人はSC430ではなくて他のショップブランドPCを買いましょう。(繰り返しになりますが)
僕の場合は、別の用途で使うつもりだったGeForceMX4000のカードがありましたので、それを使用しています。
サウンドカード、ビデオキャプチャ(チューナ)カードも同様のことが言えます。僕は、「音が出ればよい」ということで安物のサウンドカード(PCI接続)のものをつないでいます。
結論として、PC-UNIXユーザーでないならば、SC430はそんなに安いマシンではない、ということがいえるでしょう。特にゲーマーにはオススメしません。素直に「もっと高いマシンを買いましょう」といいたいです。
1.最低限のインストール
とりあえずFreeBSD/amd64は特に難しい点もなくインストールできます。ただし、インストールするバージョンは最新の6.1にしましょう。また、標準的なアプリケーションもports/packagesを利用することですんなりインストール可能でした。ただし、ports/packagesはその数が多いために、ブロードバンドが使えない場所(例えば僕の住んでいる山間部の僻地)ではかなり時間のかかる作業になります。最近はWindowsでもそれなりに時間のかかる作業のようですので、ブロードバンドはあったほうがよいでしょう。ない人は、ポータブルHDDを持ち込むか作るかして、ネットカフェでダウンロードというのがよろしいのではないでしょうか。ダウンロード中は映画でも見ていましょう。
2.日常生活環境
日常生活では、メールの送受信とWebのブラウズは必須でしょう。この2つについては、portsからインストールすることにより使用可能となります。ただし、flashやその他のプラグイン、またメニュー画面などの日本語対応という点ではやや物足りない点もあります。
3.32bit環境
FreeBSD/amd64は64bit環境ですので、既存の32bit環境についてはどうなるか、という問題があります。これについては以下のようになります。
・FreeBSD/i386 -> リコンパイルしましょう。バイナリを生かすという発想をするよりも、リコンパイルしてしまった方が早いし確実です。リコンパイルといっても、大体のアプリケーションはprtsを使ってインストールすることにより、リコンパイルの意識すら持つことなくリコンパイル可能です。
・Linux/i386 -> まずはFreeBSD/i386で環境を組み上げ、その中にLinuxコンパチブルの環境を構築しましょう。その後/usr/compat/linux 以下の環境を退避します。 そしてFreeBSD/amd64をインストールし /usr/compat/linuxに退避した環境をマウントしましょう。なお、 この環境はインストールするディスク(またはパーティション)とは別の場所にインストールしてもかまいません。
4.Office環境
Officeの環境ですが、OpenOfiiceはまだ試していませんが、StarSuite8はインストールおよび起動が可能です。手順としては以下のようになります。
3.の32bit環境(Linux版)をインストールします。Linux環境としては、標準のもの、Xのライブラリ、gtkなど、かなりの環境が必要です。
その後、StarSuite8の環境を(FreeBSDの)rpmコマンドで展開します。コマンドは、 rpm -i --force --ignorearch --ignoreos --nodeps *.rpm です。そして、FreeBSD/i386上で起動できるかどうかを確認します。
起動を確認した後、FreeBSD/amd64環境を組み上げます。
組み上げたあと、Xのフォント関係のパッケージを再インストールします。また、再インストールの前には、追加のフォントをXの所定のディレクトリに展開し、xorg.confのフォントパスを書きかえっておきます。
その後起動することが可能になるはず、、です。
なお、フォント関係のパッケージの再インストールをすることにより、Linuxバイナリのfirefoxおよびthunderbirdを動作させることも可能です。(日本語版を動作させることも可能です)
5.multimedia環境
multimediaとは言っていますが、ここではDVD再生とmp3の再生に限っての話です。どちらの環境も、portsからのインストールにより可能でした。ただし、プラグインおよびライブラリの依存関係が複雑ですので、portupgradeパッケージをインストールし、このパッケージを利用して依存するライブラリも一括でインストールすると楽になると思います。
6.開発環境
開発環境、特にeclipseについては起動できていません。起動させようとしても、どうもデッドロック状態になり、画面があらわれません。 これについては64bitネィティブ環境が必要のようですので、それを用意して再度トライしてみます。
7.エミュレータ環境
QEMUが使用可能です。KQEMUは使えませんが、amd64が動くマシンはどれもハイパワーだと思うので、ある程度は使えそうな感じでした。
8.その他
Linux/i386バイナリのskypeをつかってみましたが、音が途切れ途切れになりました。ここはちょっと実用にはつらいかもしれませんね。
ということで、SC430で組んでみた64bit環境ですが、最低限の生活をするには十分な感じがします。
まぁ、本当に普段マシンで使うのなら、素直にWindows付きのメーカーPCを買う方がよいと思いますが。しかし、ある程度PCを使いこなせる人であれば、そこそこ一通りのことはできるのではないでしょうか。
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