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423606 journal

haraheriの日記: 痩身系♪

日記 by haraheri

カプサイシン・ガルシニアときて、今はアミノ酸が「来て」いるらしい。
それを摂取すると、「脂肪」が「燃焼・排出・分解」される、とのふれこみのもと、
たくさんの製品が売られている。
ここでは仮に「痩身系飲料」とでもしておく。

おじさんなんかからすると、
「なんだい。あのときは効く効くって言ってた「がるしにあ」ってやつぁ、効く期限が
きれちゃったんか?」てな気分ではある。
とかく消費者は移り気、ってことらしい。

で効果があるの、って聞いてみると、
「アミノ酸飲んで運動したら持久力が違う」(水分摂取がよかったんじゃない?)
「飲んでたら自然にやせた」(今までは高カロリーなもの飲んでたんじゃない?)
等、みんなツッコミどころ満載で、意見もバラバラだ。
(アスリートたちに瞬間最大風速的に(ってこのメタファーもウザいよな)流行した
「クエン酸」ってのもあったなぁ)

戯れに、アミノ酸が健康や痩身・美容、脂肪消費に影響する文献を、PubMedやら、
食品工学系から探してみたが、みつからない。
比較的古典的な、「必須アミノ酸は全種類バランスよく摂取しましょう」ってのは
あるが、こりゃ栄養学的な効率についてだな。
「いかに脂肪を消してしまうか」なんてのは、栄養学の目指すベクトルとは丁度
反対向きにあるようだ。

製造元も、実にまちまちなことを言っている。

国内某社:アミノ酸を摂取して筋肉を増やし、基礎代謝を増やせば脂肪は燃えます
(じゃ、プロテインとどう違うのさ。つーか運動が必要じゃん)

海外某社:スズメバチはアミノ酸を使って長い距離を飛びます
(昆虫と人間を一緒になんて、まさにミソクソな。)

てな具合に、イワシの頭も百人信心というか(古いよなヲレはよ・・・)眉唾物の
シロモノであるわけだが。

みんな、それほどやせて、健康でいたいのだろうか。
そりゃ、そう聞くと「あたりまえだ」と答えが帰ってくるに違いない。
でも、その割には、現代人の生活は乱れてる、てーか、乱れを許容されているように
思えてしかたない。

冷静に考えれば、
「今の不健康な生活をそのままに健康になりたい」
なんて都合がいいことがあるわきゃない、と、みんな思っている(と信じたい)。
生活のありようだって、健康の一部には違いないもの。

じゃ何で?と思ってみた。

世のなか、どこにいっても「健康・健康・健康」だ。
きっと、世の女性たちにとっては、どこにいっても「痩・美・痩・美」ってのが
呪文みたいに聞こえてることだろう。私ゃ男だから実感ないけど。

もしかして、「健康で・痩せて・美しくいないといけない」という強迫観念じみた
刷り込みがあるんじゃないだろか。
その反対でいることは、社会的に減点されている気になってしまうような。

そんな中、今の「痩身系飲料」の存在ってのは、「健康・美・痩に気を配っている私」
というエクスキューズ、非常に日本的なニッチにあやふやに存在している物と思えて
仕方がないのだ。

飲み物だったらヲレはコーヒーが一番だな。
脂肪も分解されるってゆーし。(ほんとかよ)

685401 journal

haraheriの日記: 犬の起源

日記 by haraheri

ちょっと古い話になるが…。
Scienceにて犬の起源について特集が組まれていた。
詳細は上のリンクに任せるとして、
要旨は「犬の起源は15000年前の中国、オオカミが家畜化されたもの」
とのことらしい。
(いちおう職業柄、元文献も読んだけど、翻訳めんどくさ)
1997年にも、すでにこんな文献があったりする。

「インプリンティング」の実験で有名な動物生態学の開祖、ローレンツ先生の名著
「人イヌにあう」では、人とイヌとの邂逅を「狩猟に出た人の一団のうち明晰な者」と、
「ジャッカルの群のうち好奇心の高いもの」との邂逅と、ゆったりした馴化について
ロマンチックに描かれていた。

そこで思うのが、「なぜオオカミは家畜化されたのか」。

他の家畜類は、だいたい5000年前から6000年前に野生動物を改良したものらしい。
もちろん食用としてだ。
一方、イヌの家畜化は、それをぐっとさかのぼって15000年前、ということは気にかかるが、
もしかすると、当時の人は、不安定な狩猟生活からの脱却のため、いろんな野生動物の
仔をとってきては、かたっぱしから家畜化を試みていたのかもしれない。

そうなると、イヌが作り出された理由がみえなくもない。
キバヤシ:「そうだ。イヌは本来、食用の家畜だったんだ!!!!」
他:「な、なんだってーー!!!!?」

# ローレンツ先生も、欧米人であるということ自体に想像の枷があったにちがいない。

703522 journal

haraheriの日記: ~八兵衛・弥七 同一人物説~ 2

日記 by haraheri

我々取材班は、「弥七の墓」のあると言われる、茨城県緒川村に向かった。
そこで取材班を待ち受けたものは!

欠けてすりきれた墓標。
侠客の墓石であるだけに、ギャンブルのお守りとされて欠き取られたのだろうか。
墓石の名前が辛うじて読み取れた。

松之草村 小八兵衛であった。

小八兵衛は実在の人物である。
忍術に優れ、水戸藩を荒し回っていた盗賊であったが、捕えられたのち、
水戸公(ご老公^H^H^H 水戸光圀)の厚情により放たれ、その恩義にて、生涯仕え、
小八兵衛存命の間、水戸藩には盗賊ははびこらなかった、と、伝えられている。

しかし、この美談に、きなくさい臭いを覚えるのは我々だけであろうか。

光圀によって捕えられた小八兵衛は、水戸学の秘術による改造手術を受け、
公儀の手先として働かされた、というのが実状ではあるまいか。

おそらく八兵衛は、戦闘時に掲げることで、風車が回転するエネルギーによって
弥七に変身するのだろう。

我々取材班は、「正義とは何か」という深い懊悩と、緒川村名産の栗を抱え、
帰路についたのであった。

358903 journal

haraheriの日記: OpenOffice.org on Linux

日記 by haraheri

OpenOffice.orgをVine2.5上で使っている。結構つかえる。

実際に使用するにあたっての問題は、FAQでもあるがフォントの問題。
基本がThorndaleなるフォントなので、いきなり文字化けする。
また、箇条書きをオンにしておくと、段落記号(らしきもの)が出るとき、自動的にそのフォントがThorndaleになってしまうので、自動設定をオフにしておかないといけない。

Thorndale-東風ゴシックの変換テーブルを作っておいても、なんでだか文字間が詰まってしまうんだよなぁ…。

あとはFEPの問題。cannaは古いからなぁ…。

で。
初期設定を済ませれば、OpenOfficeは実用に耐える、というか、主観的には4、5年前のMacintoshくらいの環境に匹敵する。
ドロー環境で、ベジエ曲線が使えるってだけでも、研究開発で使い勝手がいい。
(今にいたっても、最高のドローツールはMacDraw、次点がClaris worksという主観的偏向がかかってるが…。)

あの頃は、インライン変換すらできなかったMacWrite II に、FEPはEG Bridge。性能的にはCannaとどっこいどっこいだったような気がする。

「これが一番使いやすい」って、文句も言わずにみんな使ってたんだよなぁ…。

422541 journal

haraheriの日記: まぬけ時空2 冒険篇

日記 by haraheri

世界的スーパーマーケットチェーンのSPAR。
何度見ても企業サイトとは思えない
特に、SPARって何?は珠玉。

2002年3月あたりを境に、普通のサイトになってしまい、archive.orgにしか残っていないのだが・・・。
帰ってきて、我らのSPARマン(あぶねー名前だ)

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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー

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