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haresuの日記: 『ロード・オブ・ザ・リング』とトールキン財団 1

日記 by haresu

↓の本家記事にあるリンク先をよく読むとですね、『ホビットの冒険』の映画化権獲得交渉が、トールキンの遺族の反対で難航してるようなことが書いてある。
それどころか『ロード~』すら承認を受けてないように読めるんですけど。マジですか。

ちょと長いけど訳出して引用。

一つの指輪は昨夜じゅう皆を統べた、『王の帰還』を称えるためにウェリントンに集ったトロルやホビット、映画ファンから成る不思議な旅の仲間を。

だが、10万人ものファンが『ロード・オブ・ザ・リング』三部作完結篇のワールド・プレミア上映を祝う一方で、ニュージーランド出身の監督ピーター・ジャクソンは、『指輪物語』の作者であるJ.R.R.トールキンの遺族と闘っていた。

トールキンの遺族は、今年度のアカデミー監督賞の有力候補といわれるジャクソン監督が、ウェリントンに『指輪物語』の記念館を建てることを拒否している。

今は亡き作者の家族との争いで三部作で稼いだ47億AUドルを失い、ジャクソン監督とハリウッドの制作会社ニューライン・シネマは大いにフラストレーションを感じている。監督は映画で使用された数千本の剣や鎧、衣装、セットなどを記念館に保存したいと考えているが、トールキン財団の管理人であるクリストファー・トールキン氏はこれを許諾しない意向だ。彼はかつて映画制作を承認することをも拒否している。

「トールキン財団の問題は私たち皆が抱える問題なんです」とジャクソン監督は語る。

「いつだって法的な問題が障害になります。ニューライン・シネマには(記念館を)実現させる法的な権限はありません。権利はトールキン財団が保持していて、そして財団は現状では拒否を続けています」

ジャクソン監督は、記念館の建設が不可能ならば、ウェリントンに映画の登場人物たちの銅像を建てることを望んでいる。ニュージーランドの人々の援助と、30億NZドル(26.5億AUドル)もの税控除を制作者に与えてくれたことに感謝するためだ。「私たちは、コミュニティにお返しのできる機会があるごとに(トールキン財団に)お願いをしてきました。でも財団はノーというばかりです」とジャクソン監督は言う。

ニューライン・シネマは、映画製作に30億USドル(41.5億AUドル)を費やしたが、『ロード~』での成功をこの先も続けるための計画を既に立てている。トールキンの小説『ホビットの冒険』の映画化で。

トールキン財団との間の問題がまたもや持ち上がってきた、とジャクソン監督は語る。そして2006年の『キング・コング』のリメイクの完成後には製作にとりかかりたいと付け加えた。「ニューライン・シネマからは、『ホビットの冒険』の話はまだ正式にはありません。私がやりたがってるこの作品について彼らが本当に話したくても、権利関係で問題があるのはわかっていますからね」

昨夜、映画出演者のリブ・タイラー、ヴィゴ・モーテンセン、オーランド・ブルーム、イアン・マッケラン卿らは、ジャクソン監督とともに3時間のウェリントンの市内パレードに参加した。それにジェット機による飛行ショー、マーチング・バンド、エルフやホビットやオークの扮装をした何百人ものエキストラたち。

「今日は私が今まで生きてきた中でいちばん素晴らしく、特別な一日だわ」とリブ・タイラー。ラフな性格のジャクソン監督は、過去2回の『ロード~』のプレミア上映と同じく、よれよれの紫のシャツにフクロウのような眼鏡とワイルドなボサボサ頭といういでたちで、目に涙を浮かべながらニュージーランドのサポートへの感謝の言葉を述べた。「注目の的になるのはあまり好きじゃないんですが」と彼は言った。「おそらく今日は私の人生で最も素晴らしい日になると思います。皆さんどうぞこの映画を楽しんでください」

調べてみると、映画化やら記念館やらなんでもかんでも拒否してるのは、トールキンの遺族が設立して出版物の権利を保持しているThe Tolkien Estate(トールキン財団)。
んで、これとは別にTolkien Enterprisesってのがあって、これが『ロード~』の映画化を許諾したと。ゲーム化権なんかもこっちが管理してる。
てことで、トールキン財団が何を言おうが『ホビット』の映画化には問題ないような。でもまあ、なんだかんだ言っても遺族だしね、ということかしら。映画化に際して小説を脚本化する権利、とかいう話になると財団の権利もからんできそうな気もするし。

このへんについてはLOTR著作権FAQが詳しいです。

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  • >てことで、トールキン財団が何を言おうが『ホビット』の映画化には問題ないような。

    「ホビットの冒険」の映画化権をトールキン財団が持っている
    (というか、一度も誰とも契約したことない)のではないかと。
    となると、厳しいですね。なぜ嫌がっているのかは謎のまま。

    しかし、最近、amazonで指輪のペーパーバックを探したのですが、
    思いっきり映画の俳優さんの表紙のが並んで、辟易しました。
    なんか、筋が通らない気がするな。
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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward

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