hatokuの日記: つづき
日記 by
hatoku
で、下の日記を書いてたときにふと思ったのだが、
右翼はなんか新右翼とか新々右翼みたいなのが出てきてて、
小林よしのりみたいなのが影響をしているが、左翼にもそういうのが
出てきて良いのではないか?
まぁ、小林よしのりは実は左翼だとか思ってたりも
するのだが。小林の場合、おれの知ってる範囲内では
以下のように思想的なブレがある。
・右へのブレ
天皇賛美。
性悪説的な発想を根拠にした権力の必要悪論。
父権支持。
・左へのブレ
9.11の時の「その手があったか」発言。
中国によるチベット弾圧などへの抗議(この点については
サヨクのほうが右翼的)
拉致被害者への対応(これも、反権力という面では
むしろ左翼的)
部落解放運動に対する態度。
反米。
・中間
南京大虐殺と従軍慰安婦(彼の発言は、裏返しに考えると、
事実だという証拠があれば認める態度となる。彼の気持ちは
ともかくとして)
小林の態度というのは、天皇制と権力論以外は、おれ的には
結構左寄りに見えるのよね。まぁ、問題は小林当人が無知でバカ
であるという点(更に、戦争論2後半での絵の荒れ具合で露呈した、
非プロフェッショナルな子供っぽさ)は問題ではある。
小林がサヨクに対して否定的なのは、無論薬害エイズの時の
体験が元になってるのだろう。ただ、それは単に彼の無知さから
来ている事でもある(話題になってる市民運動に組合や過激派が
乗っ取りをかけてくるのは業界の常識)。
問題は、サヨクの思想が過去の運動の経緯から、様々な
外部の思想とこんがらがってしまった事だ。これは運動理論の
「連帯」が原因で、関係ない運動同士(薬害エイズと反原発とか)が、
自分たちだけでは動員人数が足りないので、穴埋めのために
無理矢理結びつけて共同戦線を張った結果、連帯している
運動はお互いに支持しなくてはならなくなった。だから、差別への
戦いという面で朝鮮総連と連帯した結果、プチヒトラーとでも言うべき
金正日を支持する反権力団体という滑稽な存在が出てくること
になった。結果、「北朝鮮の核はきれいな核」みたいなバカみたいな
言い訳をすることにもなるわけだ。小林はそれを違和感として捉えず、
「そういう連中だ」とひとまとめに捉えた結果、その後の右よりの
運動に行ったわけだが、小林自身が権力が嫌い(フロイト的にという
意味で)なので、つくる会とも袂をわかつ結果となった。
要は、「連帯」の解消と解体からはじめて、目的をはっきり
させる事だ。連帯して無理矢理数を増やすのではなく、
自分たちでけで数を増やすという発想を持つべきだ。単に動物愛護
したいだけなのに、愛護団体に関わると自動的に反原発や
拉致被害者は北朝鮮に帰すべきだとかの関係ない運動にも
参加/支持することになってしまう現在のサヨクの体制こそが、
支持されない原因だ。オブジョクト指向とは言わないが、構造化くらいは
しようよって話しだね。
右翼はなんか新右翼とか新々右翼みたいなのが出てきてて、
小林よしのりみたいなのが影響をしているが、左翼にもそういうのが
出てきて良いのではないか?
まぁ、小林よしのりは実は左翼だとか思ってたりも
するのだが。小林の場合、おれの知ってる範囲内では
以下のように思想的なブレがある。
・右へのブレ
天皇賛美。
性悪説的な発想を根拠にした権力の必要悪論。
父権支持。
・左へのブレ
9.11の時の「その手があったか」発言。
中国によるチベット弾圧などへの抗議(この点については
サヨクのほうが右翼的)
拉致被害者への対応(これも、反権力という面では
むしろ左翼的)
部落解放運動に対する態度。
反米。
・中間
南京大虐殺と従軍慰安婦(彼の発言は、裏返しに考えると、
事実だという証拠があれば認める態度となる。彼の気持ちは
ともかくとして)
小林の態度というのは、天皇制と権力論以外は、おれ的には
結構左寄りに見えるのよね。まぁ、問題は小林当人が無知でバカ
であるという点(更に、戦争論2後半での絵の荒れ具合で露呈した、
非プロフェッショナルな子供っぽさ)は問題ではある。
小林がサヨクに対して否定的なのは、無論薬害エイズの時の
体験が元になってるのだろう。ただ、それは単に彼の無知さから
来ている事でもある(話題になってる市民運動に組合や過激派が
乗っ取りをかけてくるのは業界の常識)。
問題は、サヨクの思想が過去の運動の経緯から、様々な
外部の思想とこんがらがってしまった事だ。これは運動理論の
「連帯」が原因で、関係ない運動同士(薬害エイズと反原発とか)が、
自分たちだけでは動員人数が足りないので、穴埋めのために
無理矢理結びつけて共同戦線を張った結果、連帯している
運動はお互いに支持しなくてはならなくなった。だから、差別への
戦いという面で朝鮮総連と連帯した結果、プチヒトラーとでも言うべき
金正日を支持する反権力団体という滑稽な存在が出てくること
になった。結果、「北朝鮮の核はきれいな核」みたいなバカみたいな
言い訳をすることにもなるわけだ。小林はそれを違和感として捉えず、
「そういう連中だ」とひとまとめに捉えた結果、その後の右よりの
運動に行ったわけだが、小林自身が権力が嫌い(フロイト的にという
意味で)なので、つくる会とも袂をわかつ結果となった。
要は、「連帯」の解消と解体からはじめて、目的をはっきり
させる事だ。連帯して無理矢理数を増やすのではなく、
自分たちでけで数を増やすという発想を持つべきだ。単に動物愛護
したいだけなのに、愛護団体に関わると自動的に反原発や
拉致被害者は北朝鮮に帰すべきだとかの関係ない運動にも
参加/支持することになってしまう現在のサヨクの体制こそが、
支持されない原因だ。オブジョクト指向とは言わないが、構造化くらいは
しようよって話しだね。
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