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hatokuの日記: オープンソースアクティビズム

日記 by hatoku
 slash有料(?)のタレコミがあったけど、オープンソースも
規模が大きくなったりするにつれ、どうしても収入と支出というものを
考える必要が出てくるのかもしれない。
 ソフトウェア開発者たちは、オープンソースのソフトそのものは
ボラティア的に開発して、それを作っているという名声か、あるいは
少なくとも自分の技術力の証明とすることによっていい給料もらえるが、
たとえばサイトの運営費用とかいったものはそれとは別の話だ。
(って投稿しろって言わないで、これは別のお話の前フリ)

 ハッカーや好きな人だけのものであったなら、きっと今まで通りで
よかったのかもしれないけど、社会的影響力が大きくなると、どうしても
社会とのシガラミを考えなくちゃいけなくなってくる。

 某市民団体のウェブ作成の手伝いをしていたのだが、辞めた。
その市民団体が、それまでやってたセミナーとかをやめて、まぁ
選挙権年齢を下げる運動なのだが、そのための法案やパンフ作りを
メインにするようになったからだ。おれはメンバーではないし、
なるつもりもないから参加できない。とはいえ、Give & Takeが
成り立たないにもかかわらず、タダでWeb作成続けるのもどうかという
のもある。彼らの感謝も形だけのものだし、その証拠に、彼らが以前やって
いたメーリングリストでネチケットについて説明したにもかかわらず、
あいかわらず平気でHotmailつかったり、3Mもの画像を送りつけて
「載せてください」。さらにLInuxについて話したら「Windowsで
いいと思うのですよ」まさに、「タダの道具として使ってるだけで、
ネチケットやらは無視」ってな状況だった。
 まぁ、当面はその市民団体や政党職員にも、技術アドバイスやコンサルは
タダでやってあげようと思う。

 Linuxマガジンに「オープンソースアクディビズム」という連載(?)を
安田幸広という人が書いているが、内容はあくまで「既存の運動のなかに
おけるオープンソースソフトウェア」に過ぎないみたいだ。で、彼らの中から
政治家が出たとして、彼らはオープンソースを支持してくれるのか?
たとえばGPLの法的根拠を否定したり、学校でのパソコン教育でMSを
優遇したり、そのたもろもろの、オープンソースに対する敵対行動を
無知あるいは興味がないとか、どーでもいーとか、MSやSUNか(SUNだ
って、GPLがなくなれば好き勝手に商用ソフトを作れるだろう)
ら寄付されたからという原因から行うことは無いだろうか?
    兆候はある。竹中大臣は片方でオープンソースがどーのこーのと
いいながら、別のほうでは「ビルゲイツみたいな人間を作りたい」などと
言ってたそうだし、自民と民主の政治家は皆、成毛と写真とって喜んでる。

 以前、「オープンソースに圧力団体は必要か?」というタレコミして
結構もりあがったが、おれとしては、「当面は各問題について声をあげる
だけにすべき」という結論だった。ソフトたるもの、まずは使ってもらって
ナンボのものだし、オープンソース団体が部落解放同盟みたいに「ハレもの」
扱いされたらオープンソースのソフトそのものも否定される。

 まだthe.netは市民運動や政治やってるタイプの人にとっては黎明期だし、
だからまぁいいだろう。でも、そうでなくなって、なおかつ彼らが
オープンソースに不利益な言動したり法案を作ったりするなら、オープンソース
は自分自身を守るために圧力団体を必要とするだろう。戦いが始まると
したら、それは小さな敗北からになる。
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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー

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