higの日記: COVID-19に逆流性食道炎のお薬が効くかも 4
日記 by
hig
アビガンとか副作用が恐ろしげなのでもっと何かないのかと、SARS-CoV-2の感染機序やACE2阻害薬に関するものをネットで漁っていたら以下のブログがヒットしました。
新型コロナウイルスの感染は、ヒト細胞のACE2とTMPRSS2に依存し、慢性膵炎治療薬で阻害される
おー、COVID-19に逆流性食道炎のお薬が効くかもとな?東大が試験しだしたのか。うまくいって緊急的に投与が認められたらいいね。
感染初期に下痢するのも、小腸にあるACE2に関連するのかなぁ。
逆流性食道炎の薬ではありません (スコア:0)
今回の東大の発表に含まれる 2つの薬はどちらも 逆流性食道炎の薬ではありません。
カモスタットは、術後逆流性食道炎への適応がありますが、術後逆流性食道炎は 手術で胃を切除するなどして胃液では無く膵液が逆流し発生するもので、普通の逆流性食道炎とは違います。
Re:逆流性食道炎の薬ではありません (スコア:1)
なるほど。
【効能・効果】
1.慢性膵炎における急性症状の緩解
2.術後逆流性食道炎
ちゃんとお薬の説明書を読まなくちゃダメですね。「術後」が付いてました。
【薬 効 薬 理】
1.蛋白分解酵素阻害作用:トリプシン、血漿カリクレイン、プラスミ
ン、トロンビン、C1γ・C1エステラーゼに対して強い阻害作用を示し、
パンクレアチン、膵臓カリクレインに対する阻害作用は弱く、-キ
モトリプシン、ペプシンには阻害作用を示さない。
2.キニン生成系に対して阻害作用を示す。
3.凝固、線溶系に対して阻害作用を示す。
「2.キニン生成系に対して阻害作用を示す。」こいつがSARS-CoV-2に効くんですよねキット。
Re: (スコア:0)
東大医科研のプレスリリース
https://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/about/press/page_00060.html [u-tokyo.ac.jp]
を読んだ限りでは、
1.蛋白分解酵素阻害作用
が、SARS-CoV-2 に効いているように思えます。
Re:逆流性食道炎の薬ではありません (スコア:1)
ありがとうございます。
これこそソースを読め、ですね。