higの日記： リカンベント前輪ホイールのメンテ

ちょっと前から前輪あたりの異音が気になっており、メンテすることに。
段差や凹凸を乗り越える度に「チリチリ」とかすかに聞こえることがしばしば。
ハブのベアリンググリス切れかな？とホイールをフォークから取り外して、まずはきれいにお掃除。
と、スポークの張り異常なばらつきがあることに気が付き、ニギニギチェックすると何本かは結構ぐんにゃりとなり、こりゃ増し締めが必要かなと。
16インチ305の24Hなので一般で売っていなくて自分で手組したやつなのだが、もう10年前か。
増し締めしようとニップル回しで手を付けたが、あれ？なんか硬い。
順にゆるそうなやつをトライするが、なんか変。アルミニップルが固着したか？
とりあえず、そろりそろりと1/4周づつ緩め側にすべてのニップルに手を付けてスポーク張力を落として何とかできるかと思ったが、固着したやつは何ともならない。
回るやつだけ元に戻して、動く奴はすこしだけ増し締めにとどめる。
良くチェックし、スポークをニギニギするとニップルに刺さったスポークが「コキコキ」と音がして揺れる個所がある。。。
あー、内部でクラックして破断？かな。
小径なので案外、変形や振れが少ない。なんとか使用はできそう。

うーん、スポークリムニップルを購入した小径自転車取り扱いに優れた金澤輪業さんとこは謎の休業に入ったまま再開してないしどうしよう。
リム売ってるところは数は少ないけど存在するが、小径車向けの短いスポークを売ってくれるところは知らない。
#15片側バテッドのプレーンスポークだけど、破断したので#14、なんなら#13バテッド無しのプレーンスポークにしたい。小径なのであまり重量は気にならないし。
スポークカットしてくれるところなら、何とかお願いできるかなぁ。この際色は問わない。

あ、そうそう、ハブベアリングのグリスですが、チェックしたところ十分ありました。コーンナットの接触面に若干荒れがあり虫食いの前兆があるぐらいか。
ナットをきれいに洗って、残ってるグリスも濁り等ないので内部に残ってる綺麗なグリスをボールとナットに擦り付けて組み立て。
何回か締め付け直してガタなくゴリゴリしないいい具合に調整して完成。