higの日記： リカンベント前輪リム組み完了（１）バラシから仮組み

先日なんとかうまく通販で手に入れたスポークを使ってリム組み立てを完了することができました！
先週末は何やかんやあって集中して作業することが無理そうだったので、今週末になってしまいました。
先ずはバラシから。パキパキ鳴って折損していたものを含めてニップルと固着していたもの多数。
外周側からマイナスドライバーでニップルを少しづつ全部緩めてテンションを抜いたら、何とか緩めることができるかと思いましたが、ガチガチに固着しておりスポークが供回りしてダメでした。
あきらめてスポーク切断するかと工具箱を探したけど電工用のニッパやラジオペンチでは刃が欠けそうで心細い。
少し刃は鈍いけどバイスプライヤがあったので、地道に一本づつカット。
結局7本しか緩めることができず、他17本は固着したまま廃棄となりました。パキパキなっていたスポークもニップルから緩まず引き抜くことはできませんでした。
アルミニップルだったのでガルバニック腐食による固着ですね。
何年か前の台風の強風で塩害による樹木の枯れやアルミカーポートの錆など被害がありましたが、その時にリカンベントも錆が浮き、洗車やさび落としをしました。
その時の塩分が腐食を進行させてしまったのかもしれません。

ハブはシマノのカプレオ、先日点検グリスアップ済みなのできれいに掃除するのみでOK。
リムはALEX DA16(305)、ブレーキ面の切削ウェアインジケータの溝はかろうじて残っているのでもうしばらく使えそう。
平置きして歪は無し、スポーク穴周りにクラックなしで再使用可能と判断しました。
スポークは元のがPillar PSR #15 J-bend（首元だけ2.0の1.8シングルバテッド）、
今回のがSAPIM Strong #14 J-bend（首元から40mmぐらいが2.3-2.0のシングルバテッド）
なので見た目からかなりゴツク強化されました。ニップルも真鍮のニッケルメッキなので安心安心。
スポーク長が125mmと極端に小径なので重量や慣性も大して変わらないでしょう。
ラジアル組みなので迷わずサクサクと組み立てていく、、、とハブの「CAPREO」ロゴの位置がバルブ穴から見て一つずれてしまいました。
うっかりミス。仮組の段階で気が付いて良かった。