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higonの日記: 韓国ヒトクローン研究スキャンダル、まとめ 4 (Korean Cloaning Research in Chaos, r

日記 by higon

これまでのまとめの目次は、別のエントリにあります。

韓国のある大手放送局がかぶった一難。ちっちゃくまとめ。

事件 (Little Incident)

韓国トップシェアのTV放送局MBCが、黄氏の使用した卵子に疑問を投げかける特集を1時間番組"PD Notebook"の中で放送しました。

影響 (Influence)

MBCの番組"PD Notebook(Diary)"が、打ち切りの危機。韓国が国際的にファシスト社会とみなされる可能性。

事件の連鎖 (Events timeline)

  • 黄氏が全ての疑惑を否定
  • 政府が疑惑が真実でも問題はないとコメント
  • 国内各新聞社が、シャッテン氏とNature誌に対して反発する姿勢を取った
  • MBCが疑惑の女性研究者にインタビューを行ったと発表
  • 黄氏のチームメイトで、病院の理事長である盧氏が涙目で卵子の売買を認める
  • 国内各新聞社が、黄氏に対して同情する姿勢を取った
  • MBCの番組が放送された
  • 盧氏が番組の内容の一部を否定
  • 20人以上の女性が、インターネット上で黄氏のサポートを唱えて卵子ドナーになった
  • 各新聞社が、MBCの番組に対して反発する姿勢を取った
  • 韓国のセレブで構成される支援団体が発足、700人近い女性が、新たに黄氏のサポートを唱えて卵子ドナーになった
  • インターネットの掲示板では、黄氏のサポーターによって、MBCの番組の担当者の家族の写真が張られ、死の脅迫文が書かれた
  • 黄氏が売買された卵子を使った事を認める
  • 約50人のプロテスターが、MBC局の回りでロウソクを灯し不気味な衣装を着てデモを行った
  • 該当番組の11社のスポンサーの内、10社が降りた
  • 黄氏が涙目で公式のポストから辞任することを発表
  • 支援サイト"I love Hwang Woo Suk"のメンバーの数が以前の倍の34,000人に
  • 該当番組の最後のスポンサーが降りた。
  • ほぼ全世界のメディアが黄氏の顛末を大きく報道
  • 大統領がMBC放送に害があることを認め、国民の反応の行き過ぎを指摘
  • 一時間後に約50人のプロテスターが、MBC局の回りでロウソクを灯しデモを行った
  • 支援を唱える卵子ドナーの数が1000を越える
  • 各掲示板サイトが事件に関する意見で一時パンク状態になり、MBCの番組の担当者達とシャッテン氏への情報提供者の家族の写真が張られ、もっと多くの死の脅迫文が書かれた
  • MBCが"PD Notebook"先週の続きを放送すると発表
  • 今月末から該当番組のスポンサーになる予定だったヒュンダイが予定をキャンセル。
  • MBCが"PD Notebook"の二回目の黄疑惑特集を延期
  • MBCが二度目のクローン細胞検証の為のサンプル提供を要請。黄研究チームはつっぱねる
  • MBCがの二回目の黄疑惑特集は早くて12月6日に放送されると発表
  • ...(進行中)

今後 (Foreseable future)

これは一過性のものです。長期的にみてMBCに害は無いでしょう。重要なのは、将来同じ様な事件がまた起こるだろうということです。

関連記事 (Related articles)

大統領がMBCの放送に嫌悪感を表明」(11/26)

ロムヒョン大統領は、大統領府(Chong Wa Dae)ホームページに投稿した文の中で、
「MBCの放送の手法には私も苛立つものを感じたが、国民の反応も行き過ぎだ」
「しかし次の朝、とんでもない方向に事態が進展する。この広告主が広告を取りやめるという行動は、 恐慌社会を意味する。どんなささいな抵抗に対しても耐える力がない社会が確立された。」
大統領はハンギョレ新聞の記事を引用し、彼の言う所の、「MBCに対するインターネットテロリズム にある腐敗した愛国主義」に対して懸念を示しました。
この大統領のメッセージには、即刻各インターネットサイトで数千のレスがつき、騒ぎは収まる どころか、「一体誰が悪いのか」をめぐる議論で盛りかえしています。 かくしてMBCバッシングは、大統領の本意とは裏腹に、大統領のお墨付を得た格好になっています。

黄博士への支持はまだひろがりつづける」(11/26)

写真つきの記事

メッセンジャーを撃つな」(11/26)

韓国英字新聞から唯一の、MBCに対する援護

韓国幹細胞パイオニアの倫理問題が愛国心的支持の洪水を呼ぶ」(11/27)

Voice of Americaのレポート。短い時間で全てのいきさつをまとめています。 内容をRealaudioで聴くことができます。

韓国はクローナーをサポートする」(11/26)

Wired Newsの記事

MBCチーム、幹細胞研究を『でっちあげ』よばわり」(11/28)

今年八月からの"PD Notebook"の幹細胞研究の報道について、うまくまとめられています。これから察するに、この番組が唯一ジャーナリストらしい報道を韓国の研究に対して行っていたようです。(私見/私も常々羊のドリーは偽物ではないかと思っています。元はといえばこの疑問が私にこのまとめを書かせた理由です。いずれ別のエントリにまとめます。)

倫理的過ちにもかかわらず、韓国のクローンパイオニアは人気。」(11/28)(11/29)

New York Timesのまとめ。

以下は、朝鮮日報のMBC牽制記事や風刺絵。中身は無い。見て、慄け。

貴重な時間の浪費」(11/21)
ぎりぎりセーフ」(11/24)
五十歩百歩」(11/27)
広告業務主任」(11/28)
本人に聞いてみる」(12/02)
ショットガンジャーナリズム」(12/04)
弾薬の匂い」(12/05)
韓国人民の力」(12/06)
泥沼の黄スキャンダル」(11/28)
"PD Notebook"は黄チームからの協力を期待できない」(12/02)
黄についてのレポートが話題のMBCからまた放送される」(12/02)

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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

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