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hisao9105の日記: 座右の書

日記 by hisao9105
何気に結構本を読む。勉強にあぐねては読み、電車に乗っては読み、眠れないといっては読む。マンガも読むし、小説も読むし、思想書、技術書、実用書等も読む。本の虫というやつだ。

思えば物心つくころには祖父母から送られてきた「世界の童話全集」のようなものを読んでいたし、親の教育方針でゲーム機というものを一切禁止されていたということもあったのだろうが、本を買ってもらったり学校の図書室で借りたりした本を夢中で読んでいた。

ということで色々な本を読んできたわけだがその中でずっと読んでいるものがある。ヒルティという人が書いた「幸福論」と言う本だ。これは元々死んだ父方の祖父からもらったもので、今では形見代わりである。内容を簡潔に言うと、幸福というものを仕事や労働と結びつけた上で幸福とは何かを説いたものである。この本が書かれた時代について詳しくは知らないが、封建社会またはその名残が強く残っている環境で書かれた本であることは文章から察せられる。

で、なぜこの本をずっと読んでいるかといえば「当たり前のことを再確認させられるから」の一言に尽きる。

たとえば文中の仕事に関するで、「ひとたびペンなり鍬なりを手にして、最初の一時を書くなりあるいは一打ちをするなりしてしまえば、事柄はぐっとやさしくなっているのである」とあり、続いて「ところが人々によっては、はじめるのにいつも何かが足りなくて、準備ばかりして(その背後には怠惰が隠れている)なかなか手をつけない」とある。これは多くの人が経験し思うことであり、それはつまり当たり前のことである。そして当たり前のことだからこそその言葉を重く取る自分がいる。

でも勉強に疲れてこの本を読むと自分が怠けているようでちょっと嫌になる。
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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond

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