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678005 journal

hixの日記:

日記 by hix
営業担当が客に泣き付かれたとかいって緊急の仕様変更を持ってきた。
「こっちはとてもじゃないがそれに対応する時間は取れない」と断ったら、少し前に連れて来た別のエンジニアに対応させている。
しかし、元の仕様が複雑な上に正確な仕様を知る人間は誰も居らず、とても手におえるシロモノではないことが判明。結局は拙者がやることになったのだが「カネの交渉はどうなってるの?」と訊いたところ、発注元におカネが無いという事情からロハでやることになっているらしい。「私のところはともかくとして、キミにはお金を払うから」と言っているが、そういう問題か?

先日、別件の仕事の納品で、元請(今回の仕様変更が出たカイシャ)担当と営業担当と一緒にエンドユーザの所に行ったっけ、あらかじめ訊いた環境とはずいぶん違っている上に、誰もそのあたりのことを知る人間が居らず(前述のフレーズの繰り返しだが根底の理由は同じ)、あれこれと試行錯誤した挙句に結局は納品することができず、無駄な時間を過ごしてしまった。
営業担当が「あの人とは二度と仕事しない。○○さんのほうがよっぽどマシ」と怒っているのだが、その○○さん絡みだと営業担当がお情けで仕事をしだす。
「あとあとのことを考えれば断れない」と言うのは場合によっちゃ一理あるが、それでも「断れない」方法があるし、方法が適切じゃないと「場合によっちゃ」の範囲から外れてしまう。
今回のように緊急の仕様変更であれば、カネを割増で貰うのは当然だし、向こうにカネがないと解っていても「本来であれば費用が発生しますが今回は特別に」と釘を差しておくべきで「○○さんの上司が思いつきで何か考えたとばっちりをクラったみたいだから…」と言いながらこっちに仕事をよこして拙者が「カネの交渉は?」と言うと(いちいち煩いことを言うなと言わんばかりに)「解った解った。今度から『保守料』として毎月カネを貰わないと緊急の仕様変更が発生しても優先的に仕事をすることができませんと言っとくから」と言っている。
ここで推測されることは二つ。
適切でない言い方をしてきたということと、多分そんなことは言わないということ。
拙者はいちいち煩いことを言うのに対して客は贔屓にしてくれて煩いことは言わないからね。

だいたい、カネが無くて仕様変更の発注をタダで出さざるを得ないカイシャが毎月の保守料など払えるわけがないし、そういうムダな費用を発生させないのが我々の方針でしょ?…とそれを言おうとしたけど、逆上しかねないから止めた。

しかし「安く仕事をする」という方針に添った仕事の仕方って、普通のカイシャで請ける仕事なら見過ごされるムダを削らなければならないし、何がムダなのか?という点について理解を共有する必要があって難しいね。納品に行ったっけ環境が整っていないという状況下で3人もの人間がそこに張り付いて居ることはまずもってムダだし、お情けでロハの仕事をするなんてのも同様。営業担当から見れば、上流の担当が違うので「○○さんはいい人」ということになるが、こっちからしてみれば、仕事を遂行する上での障害の位置が異なるだけ。

とにかく、お情けで仕事をもってくるのなら、こちらがそれを共有できるだけの理由が必要。そうでなければ「仕様変更。カネは幾らほど?」とだけ言えばいい。
それをそのままこっちに流すあたり、人の使い方まちがってまっせ。

というわけで、拙者が煩いことを言う人間だということに気がついて、それがイヤで連れて来たのが最初のほうに書いたエンジニア。
拙者とちがってうるさいことは言わない。
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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家

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