hixの日記: 土耳古
日記 by
hix
サッカー国際親善試合 U-23日本代表vsトルコ選抜 (PDFです)
於味スタというか東京スタ
「あー!もう!イライラしてダメだ。タバコ吸ってくる」そう言い残して友人は喫煙所のあるコンコースへ消えた。
中盤で攻めが組み立てられない。前線が孤立する。後ろは防戦一方。
バランスが悪い。
ピッチ上の青いユニフォームの人数が極端に少なく感じられる。
森崎浩司はトラップのモーションが大きいし、松井はボールを持ちすぎていて、そこで奪われる。
松井は自分のボールを奪った相手に対してフェアではないタックルを執拗に浴びせ黄札を貰う。
「えー?」という観客の抗議の声が上がるが、相手の寄せの速さと巧さを考えずにいつまでもボールを捏ね回して奪われ、 それをファールで止めたのでは、カードを貰うのも当然だろう。 確かに松井のドリブルは巧い。しかし、それが生きるのは彼の予想の範疇に相手の能力があるときだけで、それを超える相手に対して、 例えばシンプルにボールをはたくという選択肢が彼には無い。また、それを補えるだけのスピードも…無い。
前線は堅く閉じられバックパスが多くなる。
一旦後ろに預けて組み立て直すつもりが、バックパスに対するトルコの詰めは速く機能的なので、途端にピンチに陥る。
決定的なピンチにまでは至らないが、意図せずGKまで下げさせられGKに対しても更にトルコの選手から詰められたのでは、攻撃に必要なリズムを全く作れない。
前線は嘉人と高松の2TOP。
途中出場で悉く結果を出す「縁起物」の高松をスタメンで使う山本監督の意図は、嘉人との組み合わせは今までの試合でそう多くは無いので、そのテストだったのかも知れない。
しかし、ボールの無いところでの動き出しからのボールの引き出しという点について、彼らはそう巧い選手ではない。
高松の「縁起物」たる由縁は、存在が消えることにあり、それは良い意味でも悪い意味でも然り…なのだ。
防戦一方の守備において奮起していたのは闘莉王だ。
いつもながら、クリアは思いっきり。
『何も、タッチラインやCFに逃れるクリアがそこまで勢い良く無くてもいいだろう?』と思うのだが、しかしその思いっきりの良さが雰囲気を作る。
躊躇はしない。声を出す。相手のリズムを壊す。
前半終了間際、PA前数メートルのフリーキックのチャンスを得る。
セットプレーになると、闘莉王も前線へ上がる。
上がったあとの守備が不安だが、それより気になるのが闘莉王は阿部とは遠い位置へ張る。
「なんでファーに行くんだ?」
「阿部ちゃん、まさか闘莉王へ合わせるんじゃないだろうね?」
阿部のFKはまさに闘莉王へ。DFに詰められたのか、ヘディングは枠を捉えられなかった。
前半が終わる。
居ない選手が悔やまれる。
達也のスピードと守備への貢献。啓太のバランス感覚。
しかし、オリンピック本戦において、彼らが居ない状況も想定しなければならない。 観ているこちらとしてはイライラが募るが、今日は仕方が無い。
とは言うものの、どうなることかと思った立ち上がりに比べて前半の終わりのほうは、 相手の速さに対してはかなり慣れて対応が出来てきたと感じる。
そういえば、右が攻撃のサイドとなることが多いこのチームで、ここまでは攻撃が左サイド中心だった。
『山本監督のチームにとって、このメンバーはオプションなんだろうな…』。
そして、後半開始。東京スタジアムが沸く。円陣に最後に加わったのは…石川直だ。
交替のアナウンス。石川直に代わってベンチに退くのは、前半、ほぼワンマンショーの主役だった闘莉王だ。
「何でだ?」
「いや、元々ケガがあるから、45分の約束があったんじゃないか?」
MF徳永をDFに下げ、茂庭が真ん中。
ガマンの前半から、攻めの後半へ。
ゲームの入り方は悪くない。いや、むしろ良い。チャンスになるまでは至らないが、防戦一方というわけでもない。
しかし、先制はトルコ。
元々、格の違いがあるので、失点は覚悟していた。トルコの強さを改めて感じさせられた。
それに比べて、ウチのFWは何かに取り憑かれたように決定機を決められない。
平山と坂田が出てきて、高松と松井とそれぞれ交替。
そんなに経験が無いので平山に過度な期待はしていないのだが、それでも観たいと思う客が多いのだろう。 ピッチ脇に登場すると歓声が大きい。
坂田のスピードは今までに無い脅威となりチャンスが生まれる。 横浜Mは他のチームの倍の試合をしていて疲労が溜まっているだろうに、いつも通りのキレがある。
平山はポストプレーが素晴らしい。
「なんでそこに落とせるんだ?誰も走りこんでいないけど」
「ウチの秀夫みたいだ」
「オーバーエイジは平山のサブってことで秀夫。どうよ?」
石川直は駒野と交替。
単なるテストだったのか、それとも駒野を見たかったとかそういう理由なのか……後から解ったことだが膝を痛めたらしい。
交替で出てきたトルコの選手がやたらと速い。
「何だあのハゲは?」
「誰か止めろ!」
那須は完全に負けている。坂田がなんとか付いて行けるぐらい速い。
替えの多いFWに比べてDFはクラブの試合はフル出場に近いだろう。横浜Mの那須は疲れが心配だ。
負けを覚悟し始めた終盤のCK。左から蹴るのは森崎浩司。
ゴール前の雑踏を越えてファーへ流れ…そこに居たのは今野。ヘッドで合わせてゴール!!。同点!!
リプレイで観ると完全にフリーだった。
ロスタイムは3分。
追加点より失点が恐かったので正直、長いと思ったのだが、平山がGKと一対一になる。
しかし、放ったシュートはGKの真正面。
「軽くループで良かったのに、素直すぎるよな」
そして試合終了。
前半と後半で内容が随分違う試合だった。
前半の内容と失点と、出れなかった選手が観れなかったのが残念だが、 トルコのスピードや強さに慣れ、ハーフタイムの指示や修正が巧く機能したと思われる後半が良かった。
# スミマセン
# こちらパクってます
●今日のポイント
於味スタというか東京スタ
「あー!もう!イライラしてダメだ。タバコ吸ってくる」そう言い残して友人は喫煙所のあるコンコースへ消えた。
中盤で攻めが組み立てられない。前線が孤立する。後ろは防戦一方。
バランスが悪い。
ピッチ上の青いユニフォームの人数が極端に少なく感じられる。
森崎浩司はトラップのモーションが大きいし、松井はボールを持ちすぎていて、そこで奪われる。
松井は自分のボールを奪った相手に対してフェアではないタックルを執拗に浴びせ黄札を貰う。
「えー?」という観客の抗議の声が上がるが、相手の寄せの速さと巧さを考えずにいつまでもボールを捏ね回して奪われ、 それをファールで止めたのでは、カードを貰うのも当然だろう。 確かに松井のドリブルは巧い。しかし、それが生きるのは彼の予想の範疇に相手の能力があるときだけで、それを超える相手に対して、 例えばシンプルにボールをはたくという選択肢が彼には無い。また、それを補えるだけのスピードも…無い。
前線は堅く閉じられバックパスが多くなる。
一旦後ろに預けて組み立て直すつもりが、バックパスに対するトルコの詰めは速く機能的なので、途端にピンチに陥る。
決定的なピンチにまでは至らないが、意図せずGKまで下げさせられGKに対しても更にトルコの選手から詰められたのでは、攻撃に必要なリズムを全く作れない。
前線は嘉人と高松の2TOP。
途中出場で悉く結果を出す「縁起物」の高松をスタメンで使う山本監督の意図は、嘉人との組み合わせは今までの試合でそう多くは無いので、そのテストだったのかも知れない。
しかし、ボールの無いところでの動き出しからのボールの引き出しという点について、彼らはそう巧い選手ではない。
高松の「縁起物」たる由縁は、存在が消えることにあり、それは良い意味でも悪い意味でも然り…なのだ。
防戦一方の守備において奮起していたのは闘莉王だ。
いつもながら、クリアは思いっきり。
『何も、タッチラインやCFに逃れるクリアがそこまで勢い良く無くてもいいだろう?』と思うのだが、しかしその思いっきりの良さが雰囲気を作る。
躊躇はしない。声を出す。相手のリズムを壊す。
前半終了間際、PA前数メートルのフリーキックのチャンスを得る。
セットプレーになると、闘莉王も前線へ上がる。
上がったあとの守備が不安だが、それより気になるのが闘莉王は阿部とは遠い位置へ張る。
「なんでファーに行くんだ?」
「阿部ちゃん、まさか闘莉王へ合わせるんじゃないだろうね?」
阿部のFKはまさに闘莉王へ。DFに詰められたのか、ヘディングは枠を捉えられなかった。
前半が終わる。
居ない選手が悔やまれる。
達也のスピードと守備への貢献。啓太のバランス感覚。
しかし、オリンピック本戦において、彼らが居ない状況も想定しなければならない。 観ているこちらとしてはイライラが募るが、今日は仕方が無い。
とは言うものの、どうなることかと思った立ち上がりに比べて前半の終わりのほうは、 相手の速さに対してはかなり慣れて対応が出来てきたと感じる。
そういえば、右が攻撃のサイドとなることが多いこのチームで、ここまでは攻撃が左サイド中心だった。
『山本監督のチームにとって、このメンバーはオプションなんだろうな…』。
そして、後半開始。東京スタジアムが沸く。円陣に最後に加わったのは…石川直だ。
交替のアナウンス。石川直に代わってベンチに退くのは、前半、ほぼワンマンショーの主役だった闘莉王だ。
「何でだ?」
「いや、元々ケガがあるから、45分の約束があったんじゃないか?」
MF徳永をDFに下げ、茂庭が真ん中。
ガマンの前半から、攻めの後半へ。
ゲームの入り方は悪くない。いや、むしろ良い。チャンスになるまでは至らないが、防戦一方というわけでもない。
しかし、先制はトルコ。
元々、格の違いがあるので、失点は覚悟していた。トルコの強さを改めて感じさせられた。
それに比べて、ウチのFWは何かに取り憑かれたように決定機を決められない。
平山と坂田が出てきて、高松と松井とそれぞれ交替。
そんなに経験が無いので平山に過度な期待はしていないのだが、それでも観たいと思う客が多いのだろう。 ピッチ脇に登場すると歓声が大きい。
坂田のスピードは今までに無い脅威となりチャンスが生まれる。 横浜Mは他のチームの倍の試合をしていて疲労が溜まっているだろうに、いつも通りのキレがある。
平山はポストプレーが素晴らしい。
「なんでそこに落とせるんだ?誰も走りこんでいないけど」
「ウチの秀夫みたいだ」
「オーバーエイジは平山のサブってことで秀夫。どうよ?」
石川直は駒野と交替。
単なるテストだったのか、それとも駒野を見たかったとかそういう理由なのか……後から解ったことだが膝を痛めたらしい。
交替で出てきたトルコの選手がやたらと速い。
「何だあのハゲは?」
「誰か止めろ!」
那須は完全に負けている。坂田がなんとか付いて行けるぐらい速い。
替えの多いFWに比べてDFはクラブの試合はフル出場に近いだろう。横浜Mの那須は疲れが心配だ。
負けを覚悟し始めた終盤のCK。左から蹴るのは森崎浩司。
ゴール前の雑踏を越えてファーへ流れ…そこに居たのは今野。ヘッドで合わせてゴール!!。同点!!
リプレイで観ると完全にフリーだった。
ロスタイムは3分。
追加点より失点が恐かったので正直、長いと思ったのだが、平山がGKと一対一になる。
しかし、放ったシュートはGKの真正面。
「軽くループで良かったのに、素直すぎるよな」
そして試合終了。
前半と後半で内容が随分違う試合だった。
前半の内容と失点と、出れなかった選手が観れなかったのが残念だが、 トルコのスピードや強さに慣れ、ハーフタイムの指示や修正が巧く機能したと思われる後半が良かった。
# スミマセン
# こちらパクってます
●今日のポイント
- 攻守に渡って奮闘した闘莉王
- トルコ選抜の速さ、巧さ、強さ
- 山本ジャパンの適応力
- 今野
●チケ代
風が涼しい味スタ +1,000
持ちすぎの介 -100
闘莉王のオーバーヘッド +1,000
惜しかった阿部ちゃんのFK +600
ちょっとだけだったナオ +300
やっぱりスーパーサブ限定の「縁起物」だった高松 ±0
東京スタ無勝記録更新(横浜M=分,緑=敗,吹田=敗,浦和=敗,桜=分,TUR=分) (査定外)
今野のゴール +1,500
山本さんチーム全員の頑張り +4,000
合計 ¥8,300-
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