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hixの日記: 木村和司が「日本語で書いて欲しい」とキツい事を言う件について

日記 by hix
天皇杯決勝
東京ヴェルディ19692-1ジュビロ磐田
って、エラい大差で勝ったみたいだな。

後半44分を過ぎたあたり、ジュビロ磐田が追いつく可能性は高いなと思っていたのだが、2-1というスコアは動かぬまま試合を終えた。
結果的に、浦和レッズが決勝に勝ち上がることよりも、大きな変化の中に居るジュビロ磐田の試合が観れたということが興味深く感じた。
相手に先制された点を取り返すべく猛攻を仕掛けるジュビロ磐田は、Jリーグの中で最も手におえない相手だと思う。
前に「サッカーというゲームは守りでは狭く狭く、攻めでは広く広くという方向性にピッチを使う」と書いた。ジュビロ磐田は、攻めでもピッチを狭く狭く使えるチームである。相手の守りの人数の密度よりも、攻撃の人数の密度を高くして絶対に球を失わない(とにかく攻撃に人数を掛けるので相手に奪われたら絶好のカウンターのチャンスとなる。そのリスクを負ってでも猛攻を仕掛ける事が可能)。そして、めまぐるしいポジションチェンジは、相手のマークの受け渡しを狂わせたり外したりする効果もあるが、見かけ上の人数をとても多く見せることができる。
プレーが恐ろしく正確な名波と、ポジションなんて飾りなどこにでも顔をだす運動量豊富な西。バランスを保ちながら西のカバーをする服部といったコンビネーションによって、良い場面をかなり作っていた。
それで追いつけなかったのは、ヴェルディの守りの堅さと、ジュビロの運の無さが大きな要因だったと思う。
ジュビロ自体に足りない物があったとするとポジションなんて飾りな西が中へ中へと行き過ぎてしまい、サイドからの崩しが出来なかった事と、ポジションを変えた河村がサイドバックの経験不足から後ろに下がりすぎたことだろうか?

ヴェルディに失点を許したのは、個人技とスピードに負けたのだと思う。サイドの攻防はヴェルディが勝っていて幾度も突破を図っていた。

この試合中盤の攻防がかなり見所で、グラウが後ろから忍び寄り掻っ攫うかと思うと、飯尾も最前線からプレッシャーを掛け苦し紛れのパスを出させて奪うという具合で、こういう寄せの速さがリーグ全体に浸透すれば、判断のスピードも上がって、日本代表がドイツやアルゼンチンなどとマトモに闘えるようになると思う。

前後するが、若さvs経験という試合前の構図はヴェルディの若さに軍配が上がった格好になる。というかジュビロの本当のベテラン勢以外に少し甘さや経験不足があるんじゃないかな?と思った。
甘さとは失点を許した所で、経験不足とは失点を上回る得点を上げられなかった所で。
そしてそれは、昨年何度かの試合で感じた「引き出し」という要素の不足にも繋がっているように感じた。
ジュビロの点を取りに行く時に怒涛の攻めはハラハラドキドキしていつ点が入ってもおかしくないように見える場面を作り出しているし、そうやって攻めている間は相手が点を取る事を考えるヒマすら与えないのだが、局面の打開策はそう多くないように感じた。
ああいうプレーの姿勢は間違っていなくて確かにそれで圧倒して勝てていた時代はあったけれど、今の試合に求められているものはそれに加えて「引き出しの多さ」ということなのだと思う。
逆に、若くて経験が未熟であるハズのヴェルディに「引き出しの多さ」を感じた。マリノスほど豊富ではないが、使える引出し二つで2点を取ったというか、そんな感じ。

というわけで、ジュビロ磐田はこのスタイルに「引き出し」をどうくっ付けてくるのかと言う事と、東京ヴェルディは読売の色が影も形も無くなった新しい「名門」が復活するかどうか、非常に楽しみな2チームの対戦が今年の最初に見られたと言う事が、良い感じではないかな?
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