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hixの日記: 真犯人はお前だ!を大いに語る 3

日記 by hix
ヨットは向かい風でも進める

「自動車を運転する」という事に於いて、風向きを考えながら道路を走らなければならないような事はあまり無い。せいぜい、突風に注意するぐらい。または、冬なら、雪の降ってくる方向は視界に影響するとか、季節風が横風となる道路なら、吹き溜まりが出来やすいとか、そういう事は多少考える。
レースをやっているなら、コースの地形と風向きを考えてウィングのセッティングを変えたりという事はあるかもしれない。わたくしの社用車も、向かい風に比べて追い風の時のほうがクルマが浮くような感覚はある(ほんの僅かではあるが)。
しかし、昨晩、空力とは別の、もっと深刻な要因で風向きを考えなければならない状況になるとは、思いもよらなかった。

夕飯を食べに外に出た。
先週エンジンが新しくなって慣らし運転をしている最中で、次にディーラーに行く予定の日までの走行距離を計算すると、おおよそ700Km程となりそうだった。1,000Kmでオイル交換をするには、少し足りない。ちょっと遠出してみるか...そう考えた。

ここから遠出しようとすると、必ず山にぶつかる。ヤガマタ...ではなく山形県というだけの事はある。慣らしなので、なるべく負荷を均一にしたい。だから山は避けたい。
その中で、道路は荒れているものの、比較的高低差がなさそうなのは、新潟方面である。R113→R7で新発田までなら往復200Kmぐらい。
新発田に向けて出発。
夜なので、交通量はそう多くなく、ペースをある程度保って走ることが出来た。慣らしには悪くない。
新発田の市街地に入って、夕飯を食べる店を探している途中、R7のバイパスに戻ろうとした時に、市街地に入った。前を走っているヤンキー車が鈍いのは、パトカーか何かを警戒しているのではなく、単に信号のつながりが悪いからだろう。とにかく赤信号で停まって、進んだ先の信号が赤という具合で、20分ぐらい走った。
ふとメーターを見たら、油温が95度を越えていた。家を出て新発田に入るまでは85度付近に安定していたのだが...。
街乗りは意外と負荷が掛かるから、それで油温が上がるのかな?その時はそう思った。

R7バイパスに戻って、70Km/h程の流れに乗って走ったら、油温は下がった。
数台前に遅いトラックが居て、50Km/hまで速度が下がって暫くすると、また油温が上がりだした。負荷が減ってるのに、なんで油温が上がる?
道路を脇にクルマを停めて、ボンネットを開けた。この温度は、ラジエターの電動ファンが回っている温度のハズ。
電動ファンは、横長のラジエターのすぐ後ろに右と左に一つずつついている。
運転席側が回っていた。しかし、助手席側は停止。
これだ。これが原因だ。
エンジンが飛んだのも、乗せ替えた新しいエンジンがやけに油温が高いのも、このせいだ。
そして、今はかなり強い追い風が吹いている。エンジンが飛んだ時も、エンジンを冷やすのにクルマの向きを風に合わせて変えた。エンジンが飛んだときの風向きは、やはり追い風だった。
原因はほぼ断定できた。しかし当面の問題がある。今日の風は南西の風。帰るまでの道のりの殆どは追い風だ。

何という事だ。夕飯を食いに出て帰れなくなるのか。昔、雪深い所に住んでいた人が「タバコを買いに行く」と言って出たら、豪雪で道路が通行止めになって帰れなくなったというハナシを思い出した。
適当な宿に一泊するか?しかし、明日までに風向きが変わってくれる確証は無い。ノートPCは置いてきたので天気予報もろくに見れない。
とはいうものの、深刻なトラブルが急に発生するような様子は無い。コンビニに入って(結局、夕飯はコンビニで買い物。新発田まで出てコンビニて...)、駐車場でクルマを風上に向けると10分もすれば温度が下がる。温度が上がったら風上に向けて小休止。これを繰り返せば、まずまず帰れるだろう。

道路脇から赤色灯を消したパトカーが出ようとしている。後ろを走るトラックの後ろに付いたようだ。トラックもパトカーだと解ったようで減速した。距離がどんどん開く。橋を二つほど超えたら後方にクルマが無くなった。なにもそこまで減速する事は無いんじゃないか?

ふと、見覚えの無い景色になった。
行きと帰りで、こうも景色が変わるものかなぁ...。
先ほど通り過ぎた道路沿いのラブホテルを再び通り過ぎた。
どこかで逆向きになったのだろうか?エンジンの状態を見たり、温度を下げようとクルマの向きを変えたり色々とやっているから、どこかで逆走してしまったのか?
しかし、鉄道が進行方向左側を併走している。北に向かって走っている。これは間違い無い。
夜なので走っている方角に確証が持てない。見覚えの無い景色。再び現れたラブホ。しかもそれは、進行方向右側に現れて再び右側に現れた。鉄道が左側にあるのがおかしい、しかもこれが決定的におかしいように思えた。
もし鏡の向こう側の世界だったら?北に向かうには鉄道を右に見なければならない。いや、それはない。いくらなんでも。
軽いパニックになって、荒川を越えて、ようやく冷静になれた。
単に、R113との交差点を気付かず通り過ぎてしまっただけだった。ラブホは...そういう名前のラブホが2件あるんだと思う。
道の駅に入って、方向転換。先ほどのパトカーが別の入り口から道の駅に入ってきた。ヤツはどっちに行くだろう?道の駅に停車中の車を見て回っている。どっちに行くかはあまり関係なさそうだ。

R113に入ると、雨が降ってきたこともあり、油温の上がり方は鈍くなった。
前に遅いトラックが居ても大丈夫。
後ろから少し速いトラックが来た。わたくしの前のトラックが先頭。その前は空いている。
だが、追い越せない。対向車が居る。
しかし、後ろからやってきたトラックは、対向車にお構いなしに追い越しに掛かった。ちょっとあんた!対向車が来る前に追い越せるんだろうな?いや無理だ無理。この距離じゃ絶対当たる。
とりあえず車間距離を開けた。追い越している途中ですれ違えなくなったら、ここに入れるしかない。が、そこに入ろうとせずに尚も前に出ようとしている。トラックが反対車線に居る時間が結構長くなった。いつ当たるか?と気を揉んでいたら、対向車だと思ったトラックは路側帯に停車していた。紛らわしい。停車中ならライト消しなさいよ。

あくる朝、ディーラーに電話した。
「あのスミマセン。ラジエターの電動ファンって左右別々に回るのですか?」
「左側がエアコンのファンで、温度によって左右が回るようになっていたと思います」
ん?エアコンで回ったのは運転席側つまり右側だった。
「左側が回っているのを最近見て居ないのですが...」
「エンジンを乗せ替えたとき、ラジエターのエア抜きをするんです。その時にファンが回るまではエンジンを掛けておかなければならないので、ファンが回ったのは確認しているハズなんですが...」
「このクルマの仕様として、どういう時に左右がどう回るのかを調べてもらえませんか?」
車種によって回り方も色々あると思う。自然吸気1.5リットルエンジンのグレードもあるし。
回っていたのは運転席側...。ちゃんと確認するために、エンジンを掛けて温まるのを待っている間に電話が来た。
「エアコンを入れると両側が回ります(電波が悪くて途中が切れた)。左側が回らないのはおかしいですね」

多分、これに間違いは無いのだと思う。ファンモーターか配線か?
しかし、ファンが壊れたら致命的な事態になるのならば、ファンにセンサーが欲しい。
ファンをONしたにも関らず回っていないのを警告してくれる何か。
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  • by contri (10918) on 2007年05月18日 22時15分 (#1159176) ホームページ 日記
    これを見て、GDAの整備解説書がある事を思い出し、自分の日記に書いた後、ここに書いてます(藁

    GDA、GGAの場合ですが、片方しか廻らない条件がありました。
    エアコンONで、車速が105k以上、水温が90~95℃の時は、片方(メイン)しか廻らない様です。

    最新のGDではどうなのかはまた別な話だとは思いますが。
    • by hix (3507) on 2007年05月18日 22時40分 (#1159198) 日記
      エアコンONで、車速が105k以上、水温が90~95℃の時は、片方(メイン)しか廻らない様です。
      これ、車速を考えると風が十分に当たっているって事なんじゃないですかね?そんぐらい出せば問題なく冷えます(但し追い風の時は限りません。あと、そこまで車速を上げるのに出る熱とのバランスも難しいですが)。
      (メイン)ってのは、ディーラーに電話したときの最初の会話を考えるに、多分助手席側なんだろうな...

      整備解説書は、どなたも引き取り手が無ければ、ください。
      # ちなみに、お幾らでした?
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