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hixの日記: 以外全部を大いに語る

日記 by hix
「日本以外全部沈没」

ドメインが無くなっていて公式サイトに繋げないや。
というわけで、DVD。
これは正直、映画館で観たい映画であったのだけれど、副音声のディレクターズコメントが楽しめるDVDという媒体で入手したことは悪い事ではない。

どんなに原作が素晴らしくても(たとえそれがアーサー・C・クラークが書いた物語であっても)、SF原作の映画は特に、映像にする段階で無理が生じて、科学的におかしな内容となってしまい、それがどうにも気になって、映画が台無しになってしまう事が往々にしてあるが、この「日本以外全部沈没」の場合、いちいち馬鹿馬鹿しくて、科学的にありえない場面もやっぱり馬鹿馬鹿しいので、それが気にならない。例えば、地震で都市が崩壊する場面が、昭和の特撮物のようなセットで建物が爆発するシーンから始まる(地震と関係ないじゃん)という徹底ぶりである。
しかしこれ、物語上の出来事を、ヘタに忠実に映像化するより、このような形でシンボル化してしまったほうが実は解りやすい。と、思う。

SFなので非現実的な物語である。にも関らず、この映画のテーマとは“人の賤しさ”で、それはつまり人の心のハナシであり、SFという非現実的さとは裏腹に、意外と身近な題材を描いた物語だったりする。
SFっぽい部分を馬鹿馬鹿しさで打ち消すと“人の賤しさ”というテーマが表れる構図のバランスは絶妙である。
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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy

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