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171077 journal

hixの日記: 怪しい犯罪心理学を大いに語る

日記 by hix
クヒオ大佐

「竹内武男」でwebを検索すると、なんだか面白そうなハナシが出てきたので原作も読んでみた。

何でこんなのに騙されるの?っていうより、騙す方のお話し。
騙すっていうか、成りきっちゃってるもんなぁ。アメリカ海軍パイロットに。

女性を騙してカネを巻き上げるというより、目的のメインは、単純に、戦争ごっこ。
その中で、自分の所属する部隊がカネをちょろまかしたというイベントが発生。
その穴埋めをしてもみ消さないといけない。バレたら軍法会議に掛けられる。
そんな困った大佐を見かねて、相手の女性は何とかお金を工面する。

そんな感じで、一緒に戦争ごっこやってる感覚でしかないから、罪の意識が無いんだな。
相手の女性だって、大佐が語るパイロットが嘘かどうかなんて、あんまりどうでも良い。
無茶苦茶っぷりで圧倒されている。その凄さが魅力的だから。
英国エリザベス女王の双子の妹が母だとか、カメハメハ大王の末裔が父だとか、そういう高貴な家柄に舞い上がっちゃうのは、むしろ周りの人たち。まぁ大金はそっちが出所になるんだけど。

現実逃避の度が過ぎると、こういう事になる。
大平健の本を幾つか読んだ時期があって、そちらは完全に精神科の本だったけれど、今回は犯罪心理学というのもそうなのだが、実体である自分を否定したいが為に別の人物に成りきっちゃってその思いの強さ故にそこから抜けられないのは精神科の要素である。
実在したから有り得ない訳ではないという程度ではなく、充分に説明出来る程度。

元々この本は2006年に出版された物に、大幅に加筆修正を加えた物なんだそうな。
2006年版に書かれていたかどうか不明なのだが、男性が女性を騙して世間を賑わす結婚詐欺はクヒオ大佐の時代までで、これからは逆に女性が男性を騙す結婚詐欺が世間を賑わすようになるであろうと。
それにしてもねぇ。

彼と別れるつもりはありません。三十半ばの年齢まで一所懸命に生きてきて、自分の目、耳、肌で知り、自分で考えて判断をし、行動することの意味を分っているつもりです。

被害者の女性が記者に宛てた手紙の一文なのだが、これと同じ文章をどこかで見た記憶がある。
精神科とかそっち関係の本だと思ったのだが、どうしても思い出せない。

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