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パテント

hixの日記:

日記 by hix
精米機を買った。

精米する過程って、処理済の物が分別されるとかじゃなく、全体がだんだんと精米されていく。何だか良く出来ています。って当たり前だ。

昔々、実家では稲作と果樹を兼業していたのだけれど、わたくしが子どもの頃に田んぼをやめて果樹のみに切り替えた。稲作と果樹の両立は、機材の保守費用が膨大というのが最大の理由だと思う。

田んぼをやめる際にその一部に果樹園を拡張した。そうすることで減反政策の補助金が入ってくる。未だに入ってくる。そこが元は田んぼだったと知らない人ばかりになりつつある。わたくしの妹でさえ記憶にあるかどうか...

という前置きが長くなったが、「糠」である。
実はわたくしにとって「糠」という言葉が指し示す物は世間一般的には「籾殻」の事であった。実家では籾殻を「糠」と呼んでいる。
だから「糠漬け」の製法を想像するに「あんなパサパサした物でどうやって漬物を作るのだろうか?」とまるで見当違いな感じになっていたわけである。

果樹に切り替えたとは言え、籾殻は肥料としてワリと良く使う。半面「糠」は殆ど目にすることは無い。
稲作をやっていた頃、自家用米の精米は一年分を秋にやっていた。年に何度も機械を稼動させるのは手間なので。精米の際に出る糠は、籾殻の山と一緒くたであった。
実家では、「籾殻」は「粗糠」であり、世間一般的な「糠」は馴染みの殆ど無い物。そんなわけで「粗糠」を「糠」と呼ぶのである。多分。

先日買った精米機が精製した「糠」は、子どもの頃に実家に有った機械の付着物という印象であった。これが糠かぁ...という。

糠漬けなんてやらないし、5合かそこらの精米で出る糠では高が知れているので、ごみにするしかないかな?と思っていたら、調べると栄養価が高いらしい。そらそうだ。かつての陸軍が玄米食を見直した歴史もあるぐらいだし。
粉で何か作る都度に混ぜれば消費も捗るであろうと、保存に向くように乾煎りをした。
加減が難しい。汁に卵を溶いて片栗粉を注いで作る芳版と似たような難しさがある。
仕上げ時を逸すると度が過ぎる。
香ばしいを通り越して、清須会議の一番最初の台詞をつぶやいてしまった。
苦くなければ良いが...
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie

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