hixの日記: 巴里の空の下オムレツのにおいは流れる 4
日記 by
hix
...という題名の本を買ったつもりが、手に入れたのは東京の空の下のほうだった。
何を言っているのか わからねーと思うが(略
という訳で石井好子。
巴里の空の下も東京の空の下のいずれも「暮しの手帖」に掲載されたエッセイ集。
料理の話題が主で、今でこそ世間に知られて家庭でも当たり前になった異国の料理や食材が未知なるものとして紹介されている。
例えば、
何を言っているのか わからねーと思うが(略
という訳で石井好子。
巴里の空の下も東京の空の下のいずれも「暮しの手帖」に掲載されたエッセイ集。
料理の話題が主で、今でこそ世間に知られて家庭でも当たり前になった異国の料理や食材が未知なるものとして紹介されている。
例えば、
ズキニ、これはイタリー名で、フランスではクルジェットと呼ぶ。北よりも南でとれるのか、地中海沿岸の人々の好む野菜で、一見、大きいきゅうりのようだが、中身の味はうりとナスに似ている。グラタンにする場合もあるし、タラトゥイユと称する煮こみ料理にすることも多い。
といった具合。
バターをバタ、鶏肉は片仮名でトリと表記さているのが面白い。
連載当時は前述のとおり、未知なる食材、未知なる料理が紹介された読み物の様相だが、最近台所に立つようになったわたくしのような者にとっては、普通に実用書である。
特に、調理の描写が詳細なのが有り難い。
料理の英国面は、こちらでも取り上げられていた。
けれど、
(略)しかし、イギリスのたべもの全部がまずいと決めるのは、まちがっている。
イギリスの朝食、それは世界一豪華でおいしい。(略)
と、豪華な朝食の数々が紹介してあって、ちゃんとフォローもされているのだけれど。
こうしてみると、昔ながらのフランス料理がゆっくりと日本に上陸してきた様子が窺われ、それは石井好子のような、親しみを込めて解りやすく海外の料理を紹介した人々の功績が大きいのではないかと思う。
.
巴里の空の下にはダイエット作戦なかったはず (スコア:1)
朝食で摂取するデンプン質はトースト一枚(バタもジャムも塗ってはダメ)
紅茶(本人がコーヒー苦手だったかのどを痛めると信じていたせいか)は
砂糖・クリーム抜きでというのもあったかも。
『暮しの手帖』誌に石井好子氏のエセーが一応の減量成功までレポートして
載っていていた号だったら読んだことある。
何も塗らない食パンのトーストは味気ないと否定的評価したわたし。
『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』を雑誌巻末広告してた時期のこと。
当該声楽家の減量エセーは「東京の~」に載ってましたでしょうか?
まだ読みきっていないですけど (スコア:1)
自他共に「食いしん坊」と紹介する人物が多く出てきますし。
夢のような外国料理 (スコア:0)
子供の頃(30年以上前のことですが..)、テレビでやっていた外国料理の紹介番組(料理天国とか、世界の料理ショーなど)
を見ていると、聞いたこともない食材やら、豪華な料理を見て、すごいなあとか、大人になったら食べてみたいなあ
と思ったものです。
それが、その当時珍しかった食材は、今やスーパーに普通に並んでいたり、
料理も、ちょっとした料理レシピ本に載っていたりするご時世ですからね。
今の子供は、ああいった感じが味わえないのかと思うと、少しかわいそうな気もしますね
Re:夢のような外国料理 (スコア:1)
しかし昔よりも海外に出掛けやすくはなっていますので、東南アジアとかアフリカとか行って実際に食べてくると言う事は、より可能になったかな?