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映画

hixの日記: 映画「ウィンストン・チャーチル」

日記 by hix
原題は「Darkest Hour」

「チャーチル」というとダー様が乗ってる戦車のイメージ(だいたい合ってる)。

「となりの怪物くん」をイギリスで作るとだいたいこんな感じ。「みんな俺を怖がる」とか。

字がデカい。
(日本語の字幕は普通)

議会や宮殿の逆光が印象的。

奥さんのうつみ宮土理感。

地下鉄の場面は創作だろうな。テレビも無い時代に見た目で首相と判断できるとは思えないし(せいぜい新聞の写真だろうがそこまで鮮明とは思えない)、ラジオから聴こえる声だって怪しい。
ただ、確信の根拠を市民に求めるというベクトルは政治家として有りだと思う。「みんなが言ってるもん!」と言うのは、子どもが親に対して言うなら一蹴されるところだが、政治家にとっては意外と必要だったりする。

「ダンケルク」前後。
航空機の効果的な使い方がまだ確立されていなかった時期で、あと少しで陸軍全滅で本土防衛の備えも皆無になりそうだったとか切迫した状況。

同じ島国として考えた場合、そういえば日本は(沖縄戦を除いては)本格的な本土防衛戦闘は経験していない(劣勢になってからは一方的に空襲受けてた)。今までやってきたのは、海戦であったり韓国や中国方面の大陸および東南アジアでの戦闘なのだが、現代の防衛省および自衛隊は建前として「専守防衛」がある以上、そちら方面での戦闘を想定していると公言したら外交的にややこしい事が起こるので、想定する(そして公言して良い)戦闘は今まで未経験の本土防衛であるという事に今気が付いた(さすがに戊辰戦争が今後の防衛の参考になるとは思えない)。

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