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映画

hixの日記: 映画「男はつらいよ お帰り 寅さん」

日記 by hix
ジャンルとしてジジババ向けの映画だと思っていて、子供の頃は面白いと感じたことが無かったけれど、最近になって実はちゃんと面白い映画だと気付かされた。
これはまぁ、あたしだってねぇ歳を取ったという事なんだと。だから、あたしのように、昔に観てイマイチだとか解らんだとか思って敬遠した人は、一つの記念に観てみるのも良いんじゃないかなぁ...なんて思う訳です。

「ジェミニマン」みたいに若い渥美清が新たに出てきたりはしない。「そういえばこんなことがあったなぁ...」と満男が呟いたりすると、昔の作品からワンカット切り取られて来る。
前田吟なんか最初期の作品が出てきて、まさかこの歳のこの役を演じるなんて思いもしなかったんじゃないかな?と思う。
渥美清は亡くなってしまったけれど、寅さんはそういう訳ではなく、さすがに居るとも居ないものだともどっちに扱ってもややこしくなるだけなので「いつか帰ってきたときのために部屋は空けてある」という程度の状態らしい。この感じからすると、多分このシリーズの本当の最後なんじゃないかな?と思う。

後藤久美子。昔の場面を改めて見ると、凄く昭和顔。実写なのに劇画風。「ヴィナス戦記」に出てたかも知れないと思った(あれはアニメです)。
ここまで圧倒的だと「国民的なんとか」と呼ばれるのにふさわしい。

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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人

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