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映画

hixの日記: 映画「人生をしまう時間(とき)」

日記 by hix
終末期医療の話し。

先が無いという事って、理解して受け入れるのは、意外と難しい。
後から考えれば、そりゃそうだろとしか思えないんだけど、その時って、元通り元気になるんだよね?とか、そこまで行かなくても状態は改善されるんだよねとか、変な希望を抱いてしまう。
4人居る祖父母のうち、父方の祖父母はわりと不健康だったから、具合悪くなってから亡くなるまで早かった。わたくしも中学高校そのぐらいだったから、状況を理解しなければならない立場でも無かった。
母方の祖母が脳梗塞になった時には、前述のような希望を抱いて、お金の条件や医療環境が少々良ければ治療できるのではないかと思ってしまった。あれ確か80歳ぐらいだったと思うので、条件としてかなり厳しいはずで、担当医からもそう説明されたけれど、医療とは全く無関係に本人の何か次第で良くなるに違いないと、そう思えてしまったのだ。
祖母が亡くなって少ししてから、祖父が入院した時は、もう高齢だから治らないんだなと、風邪でさえ危ないと思って、結局はそれで肺炎になって亡くなった。
こんな風に、先が無いという状況を考える機会が有ったのは、いまのところ生涯で2回。あと両親が残っっているが、わたくしの場合でさえ、機会としては多い方なのではないか?と思う。

それこそ何百人もお亡くなりになった人と付き合いが有る医療従事者の理解度と、一般人のそれとでは、物凄く大きなギャップが有って、それをどうするか、そもそも埋めるのかという事は、難しい。
わたくしは冷淡な人間だから、家族や自分について先が無い事を何とかしてくれとは思わないが、世間一般はそうではない。

終末期は、介護や看病をしている家族の負担が大きい。八方塞がりで行き詰まっていたりする。
この映画に出てくる医師二人はいずれも外科医だった人。患者には先が無い。つまり外科医だった時のように患者の命を救える訳ではないという時に、家族が持ち堪えられるようにするという救いの方向性みたいなものが有るのではないかと思う。

制作は、NHKエンタープライズ。BSで放送されたものの再構築な模様。
画がエグい。
なんかさぁ...「NHKです。撮らせてもらって良いですか」って断れば何撮っても良いとか思って無いか?百歩譲ってカメラ回してる時に入っちゃったという状況は仕方がないにしても、それぼかし入れて映像作るって何だろうな?
構成上、この画が必要でこれが無ければ作品として成り立たないという意味が有るんだろうか?

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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy

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