hixの日記： 映画「いただきます ここは、発酵の楽園」

公式サイト。

微生物と幼児。

以前に観た「いただきます みそをつくる子どもたち」の続編。
伊藤製作所のTシャツを着た幼児とか期待したけれど、そういう変な子は居ない。
しかし、前より増して面白い幼児が登場している印象。
「自分で出来ること」が増えていく過程って、見ていて本当に凄く楽しい。
自信たっぷりに何かを行う様子は、とても魅力的で、これは大人だろうが子供だろうが一緒だ。

有機栽培の農業。
こちらは面白いが、ギリギリ怪しいか怪しくないか辺り。
野菜くずの漬物(野菜くず＋糠麹＋塩)を畑に撒けば、菌が土を活性化するんだそうな。作物中に「ファイトケミカル」という物質が生成されて強い野菜が出来る。虫は弱い植物から先に狙っていくから、強く育った野菜は虫が付かない...だそうな。
ファイトケミカル。英語では「phytochemical」。「fight」ではない事に注意。カタカナではミスリードしがちだと思う。なんだか、巧くやった感。

これがもし似非科学ではないならば、EM菌方面とは明確に決別したほうが良いと思うんだが、どうなんだろう？

有機栽培を奨励している一部の農協って、農薬を売りたい資材部の圧力をどのように緩和しているのか興味が有る。

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