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軍事

hixの日記: 猿と蟹の呪い

日記 by hix
「猿蟹合戦」。
良く知られた昔話で、芥川龍之介が書いた後日談もある。
しかし。だ。
「合戦」なのだぞ。蟹が猿に騙されて殺害されてしまう序盤のくだりは兎も角として、この物語のクライマックスと位置付けられるであろう仇討ちの場面で猿が一方的にやられっぱなしというのはおかしいではないか?
天下分け目の関ヶ原の戦いとまではいかないにしても、それなりの規模の戦いが繰り広げられたとするならば、合戦に相応しい。
とりあえず設定してみよう。
猿と蟹、双方の軍勢はそれぞれおよそ1万騎。この物語のそもそもの発端は、皆知っての通りおにぎりと柿との交換なのだが、それからこのような大戦に至るまでの経緯は、まぁ...色々あったのだろう。とにかく合戦だ。夜襲だ、城攻めだ、策略だ、一騎打ちだの、一大スペクタクルである。
昔話というより、松平定知のナレーションが入る感じになっちゃうなこれは。

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