hmrの日記: Slack日本語化【KDE編】
日記 by
hmr
さて、Slackはまったくといっていいほど英語以外の言語のことは考えていないのが困ったものである。が、最近は多少の変化の兆しはあるようで、枠組みだけは提供されている。
つまり、GDKもglibcもロケールをサポートするオプション付きでコンパイルされている(ようである)。
とりあえず、環境変数 LANG、LANGUAGE、LC_ALLにja_JP.eucjpを設定してみる。なんと、perlが文句をいわないではないか。PERL_BADLANG=1はもう不要になった。進歩したものである。
さて、KDEの日本語対応である。といっても、最初からたいていのものが日本語化されているので、control centerのLook&Feelあたりを日本語に設定するだけでとりあえずはよいのだが、これではフォントが対応していないので、まともな表示は無理である。
だからといって、Slackにはろくな日本語フォントがついていない。それにダウンロードしてきたって、あのクソめんどくさいfonts.dirを書くのが面倒である。
そこで、TrueTypeを使うことにした。msgothic.ttcとmsmincho.ttcは問題なく使える(ライセンス違反?なんのことかな?)。
DF関係はフォント名をSJISで持っているという脳死設計のため、フォント選択のダイアログないでまともに表示されない。ので、バイナリエディタでそれっぽいところを書き換えてみたのだが、場所が違うらしく、それでもうまく動かない。というわけで、それができそうなツールをダウンロードして試してみることにする。
それでだめなら仕様書を読むとするか(けど、どこにあるの?)