hotta-sの日記: ひとりあるき
日記 by
hotta-s
非常勤公務員の雇止規定は、「ズルズル安い給料で使い続けたらあかんよ。使い続けたかったら退職金払える立場(正職員)で雇いなよ。」というのが本音。なので、労働契約法成立までもなく、本来は正職員化せなあかんものなの。
ただ、正職員になるには、縁故採用を避けるため「採用試験」をもって行うよう規定するところがほとんど。これを楯に正職員化しない例が多かった。また職員定数(定員)の問題もある。
国・地方自治体・公共団体に類する(税金で運営されている・制度を準用する)所も同じようなやり方をするが、こっちは限られた予算内でやらなければならないため、職員定数を超える人を使う場合は雇止規定ありきで雇ってきた。
根本の問題は、必要な人を非常勤でしか雇えないということ。事業おこしても予算的定員的に措置しないということ。あくまで人を雇うのは「高コスト」とみていること。これでしかない。
よい人を「安く」「簡単に切れるように」雇いたいというのが日本の風土。
「簡単に切れる」は解雇すればいいのだが、そうしたくないエゴがある。何かにつけ「一身上の都合」なのだから。たとえ業務命令で「出向」でも、一度「自己都合」で辞めてというのが親方日の丸な公務員で行われている。
官がそういうことするから、下々はそれを見習う。使い勝手のいいところは独り歩きしてどんどん進化していく。
公務及びその周辺が変わらない限り、いくら法改正してもあかんやろなぁ。
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