hrokoの日記: 読書メーターのまとめ 11月分
ここにはでないから完全な記録じゃないけど…
2011年11月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2970ページ
ナイス数:7ナイス
■地を穿つ魔 <タイタス・クロウ・サーガ> (創元推理文庫)
イギリスを舞台にしたクトゥルー神話ものです。
登場人物の紹介から背景の説明となる導入部分が長いです。
クトゥルーなどにどうやって対抗するのかを説明していて、
リアリティを持たせることで、
恐怖感を高めている導入部分も
クトゥルーものとして楽しめなくもないですけど、
ちょっと長すぎます。
新聞記事や手記を取り纏めた形式で客観性を出すホラー小説の手法、
「窓の外に影の群れが。おお、屋根が—」というラストシーンなど、
クトゥルー物のお約束もありますが、
本巻全部がプロローグだと考えて、
続巻に期待するのが正しい楽しみかただと思います。
読了日:11月03日 著者:ブライアン・ラムレイ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14386514
■タイタス・クロウの帰還―タイタス・クロウ・サーガ (創元推理文庫)
前作の続編です…前作を読んでいることが前提のお話です。
しかしながら、前作から大きく方向転換していて、
光線銃こそ出てきませんが、古き良きスペースオペラな冒険譚になっています。
クトゥルーもの書籍などは散りばめられいますが、
これはもうクトゥルー神話とは別物、
または新解釈として楽しむべきものです。
この視点でみると、ヒロイックサーガとしては佳作です。
クトゥルー神話の新解釈としては、ちょっと無理っぽいです。
スペースオペラを楽しめる人なら楽しめるかも。
クトゥルー神話を期待しているとガッカリです…
読了日:11月05日 著者:ブライアン ラムレイ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14428908
■反対進化 (創元SF文庫)
空想科学な短編集です。設定がちょっと苦しいかもなところも、
アイデアを楽しめますし、
その設定を活かした物語が素晴らしいです。
短編集なのでいろいろなアイデアを楽しめます。
読了日:11月06日 著者:エドモンド・ハミルトン
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14452669
■眠れる人の島 (創元SF文庫)
空想活劇な短編と中編を楽しめます。
科学と工学系ノウハウで強健な青年が冒険する物語です。
アクション・ファンタジー系の洋画みたいに楽しめます。
こういう純粋な冒険を楽しめるって、
今はラノベくらいかもですが、
現在のラノベの主人公よりやや年齢が高めですけど、
大人になっても冒険できるっていう希望が、
2011年の読み方かもしれません...
読了日:11月06日 著者:エドモンド・ハミルトン
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14452818
■虚空の遺産 (ハヤカワ文庫 SF 459)
読了日:11月06日 著者:エドモンド・ハミルトン
http://book.akahoshitakuya.com/b/415010459X
■自殺者の森 Suicide Forest (講談社BOX)
自殺者の森の管理人という少女が狂言回しになって、
自殺した兄妹の兄の友人と妹の友人、
それぞれの「自殺した友」や「友の自殺」と向きあう姿や、
特に積極的に生きる理由もないけど、
積極的に死ぬ理由もない男女の物語が
読みやすい文体で書かれていますが、
ライトノベルの形式ではちょっと物足りないです。
狂言回しがキリスト教、登場人物はほとんど仏教系でそういう対比もなく、
もうちょっと工夫が欲しいというのが、
素直な感想ですが、
自殺を扱っている物語ですが、
深刻になりすぎずに、考えるヒントは得られます。
読了日:11月13日 著者:円山 まどか
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14586896
■嘘月 (講談社BOX)
他人の嘘がわかる、五感のどれかが異常に鋭い、
他人の好悪が量として把握できるなど、
ちょっと変わった能力を持つ学生が集まる高校の、
学校生活を舞台にしたライトノベルの推理小説というか探偵小説…
背景や人物の描写を省いても物語を進められる
ライトノベルの高校生活という舞台と
変わった能力を上手く使って、探偵小説にしています。
特殊能力以外は、普通の高校生の悩みが動機であるなど、
共感しやすく読みやすく、もう少し主人公たちの
その後を読みたくなるようなお話でした。
読了日:11月13日 著者:杉山 幌,キナコ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14587102
■夜宵 (講談社BOX)
生まれ育った環境など、個々の境遇を受け入れて、
それぞれの人生を生きていくこと。
そういう基本的なことは異界・異形でも変わらなくて切ない、
そういう感傷を感じさせる連作短編風の物語...
手に入らないものはない「細蟹の市」などの
背景設定や登場人物がしっかりしていて、
物語世界に引き込まれてしまいます。
登場する設定やガジェットの元ネタを
考えたり調べたりして楽しめそうなほどです。
ただ、カバーアートも味わいがあるのですが、
この絵の印象と物語の印象はちょっと違う気がします。
読了日:11月20日 著者:柴村 仁,六七質
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14724628
■クォンタムデビルサーガ アバタールチューナーⅠ (ハヤカワ文庫JA)
ゲームの第1作前半くらいです。
ゲームと違って、登場人物の感情が書かれていますが、
小説だから、というわけではなく、
「感情」がテーマになっています。
AIのような存在である主人公達が、
ある事件をもとに感情を持って、闘う相手の気持ち、心情を理解したら…
それでも、非情に戦い続けるか、それとも…
そんな、ちょっとセンチメンタルな読み方ができます。
全5巻の第1巻ですので、今後の展開が、
ゲームとの差異を含めて、楽しみです。
読了日:11月27日 著者:五代ゆう
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14858240
▼2011年11月の読書メーターまとめ詳細
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