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日記

hrokoの日記: 読書メーターのまとめ 4月分

日記 by hroko

読んだ本の数:3冊
読んだページ数:1560ページ
ナイス数:7ナイス

■アンドロメダ病原体〔新装版〕(ハヤカワ文庫NV)
地球外の生物による生態系への影響調査、
というかその軍事的な利用を考えて
人工衛星でサンプリンした
微生物によるバイオハザードの初動対応する科学者の姿が描かれています。
1970年代頃のお話なので、技術的な細部はやや古めですけど、
研究施設の構造、初動態勢などの設定や、
未知の病原を探る緊張感や科学者の判断と錯誤などは十分楽しめました。
登場人物の性格や立場などが希薄ですが、
その分物語の展開が早く
緊張感が保たれているとも言えますが…
技術が古くなってもテーマが古くならない作品なので
読み返す価値はありました。 読了日:04月15日 著者:マイクル・クライトン
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/18215666

■サイバラバード・デイズ (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)
インド亜大陸が舞台のSFです。
耳掛け型のネット接続装置、手袋型の端末、
AIによる自立的なエージェントが
拡張現実を連想させる仕組みでコミュニケートするような技術的な背景と
インドの近未来の政治的経済的社会的な状況を描いています。
インドの文化に疎いので、社会学的な描写に関してはなんとも言えませんが、
ITCの近未来の姿と納得できるガジェットとそれを使用する人の物語は楽しめました。
インドで高度なAIが開発されているそんな近未来、
日本が最先端技術がある場所と考えられる国・地域でないのは、ちょっと寂しいですね。
読了日:04月22日 著者:イアン マクドナルド
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/18384879

■薔薇密室 (ハヤカワ文庫 JA ミ)
第二次大戦前夜から終戦頃のポーランドとドイツ国境周辺で、
世間とは隔離して存在する僧院だった建物を舞台に、
怪しげな研究・実験をする博士とそこへ迷いこんだ助手の物語が、
占領されたワルシャワからドイツへ避難した少女の物語と絡みあいながら、
「物語」の意味を問いながら進んでいきます。
自分の国の歴史を学ぶことや、本を読むこと、日記やノートを書くという、
ネット時代には、うっかり忘れてしまっていそうなことが新鮮に感じました。
最後に種明かしがあるので、解説を先に読む人はうっかり読まないように注意しましょう。
読了日:04月30日 著者:皆川 博子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/18591841

▼2012年4月の読書メーターまとめ詳細
http://book.akahoshitakuya.com/u/84546/matome

▼読書メーター
http://book.akahoshitakuya.com/

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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア

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