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日記

hrokoの日記: 読書メーターのまとめ 10月分

日記 by hroko

2013年10月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3593ページ
ナイス数:25ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/84546/matome?invite_id=84546

■一休暗夜行 (光文社文庫)
「一休宗純」を題材にした歴史小説風の伝奇もの、
というよりは、古めのコンシューマーゲーム機のRPGのノベライズ、
それを和風にしたような、そんな感じの物語...
冒頭の忍者のダンジョン攻略シーン、
一休の「少林寺拳法」な杖術によるアクション、
禅や一休の伝記を題材にした描写、
探索目的の「ほしみる」の絡繰りなど意外な結末など、
独特の雰囲気でRPG風の物語を娯楽作品として楽しめます。
読了日:10月6日 著者:朝松健
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32438131

■私と悪魔の100の問答 Questions & Answers of Me & Devil in 100 (100周年書き下ろし)
『やる気があればなんでもできるのか』、
そんな感じの倫理的な質問が100個ほど、
ヒロインとの会話のなかで問われます。
すべての質問に対して回答があるわけでも、
個々の回答に一貫性と言いますか、
主義や主張があるわけでもなく、
そんな会話で物語が進みます。
個々の質問に、自分なりの回答を考えるのもそれなりに意義があるかと思います。
背景の物語は、それなりにシリアスなのですが、気楽なライトノベルとして楽しめました。
読了日:10月6日 著者:上遠野浩平
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32438321

■一休虚月行 (カッパ・ノベルス)
中東から伝来した「アクス」なる邪霊をめぐる隠謀、
アクス追討のため日本に渡来した異人、
隠謀に巻き込まれながらアクスを追う一休宗純の和風ファンタジーな
冒険を伝奇小説や歴史小説のように構成しています。
主人公が禅師なので、禅関係の引用が目立ちますが、
これが独特な雰囲気となっています。
杖術で戦う一休は、少林拳のアクション映画のようでもあり、
舞台が中国大陸なら、そういう映画のノベライズという感じの娯楽を楽しめました。
読了日:10月13日 著者:朝松健
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32603436

■一休闇物語 (光文社時代小説文庫)
「一休暗夜行」の設定を引き継いだ、杖術アクションで冒険する
「一休宗純」の短編集ですが、ちょっとした怪奇譚や禅の修行をめぐる嫉妬など、
このシリーズの他の作品とは異なり、伝奇的な短編作品集になっています。
法嗣をめぐる兄弟子養叟の嫉妬と確執、
一休の禅境、師の華叟宗曇の若き日のエピソードを交えて語る「影わに」が良い感じでした。
読了日:10月13日 著者:朝松健
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32603674

■一休破軍行 (カッパ・ノベルス)
朝廷、幕府の陰謀の背景に邪教めいた宗教や呪術による朝廷、
幕府の政争・隠謀、その隠謀に巻き込まれるた一休宗純の冒険という、
ファンタジー小説を和風にしたような作品です。
禅関連の引用や一休の道歌などが、独特な雰囲気を出しています。
(隠謀による)一揆で不穏な道中、成り行きで助けた子供を狙う人さらい等、
緊張感を維持しながら旅が続き、
クライマックスの呪術による決戦の場の演出や杖術でのアクションなど、気軽に楽しめました。
読了日:10月13日 著者:朝松健
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32604036

■一休魔仏行 (カッパノベルス)
熱海沖に浮上した小島が異界となり、
御所から盗まれた天地開闢に由来する「天の瓊矛」の探索と発見、
そして結末という冒険譚、道中を友にする謎の少女や敵対する侍や妖術使い、
その背景に、邪教をからめた幕府、調停、豪族の政争を描いて、
著者の「一休」シリーズものとして安定した構成になっています。
しかし、本作は、雰囲気が違います。どこか暗い、
重苦しいような…
一休のクエストは、いちおう、無事に終わりますが、
政争は激しさを増していく時代、エピローグも切ない感じです。
読了日:10月13日 著者:朝松健
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32604248

■名探偵Z―不可能推理 (ハルキ・ノベルス)
主人公の乙名探偵をはじめとして、
駄洒落のような人物名でステレオタイプなミステリをユーモラスにした短編集で、
「バカバカしさ」を楽しめる人には、本格ミステリの息抜きとして良いかと思います。
雑誌に掲載されたものをまとめたためか、後半は雰囲気が変わりますが、
最後まで、バカバカしい謎解きを「息抜き」として楽しめます。
また、あとがきというか、作者自身の解説も面白いです。
読了日:10月14日 著者:芦辺拓
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32622799

■叫びと祈り (ミステリ・フロンティア)
主人公が同一の短編で構成した短編集です。
書き下ろしのほうが多いですし、表題の「叫び」と「祈り」という作品も収録されています。
海外に赴き、そこで体験する異文化、異質な価値観をすっきりと描写して背景としたうえで、
普遍的な視点で洞察して状況を説明すると言う感じのミステリです。
ミステリ小説の探偵は、本書の「旅人」という部外者の立場で、
事件を解明しても、当事者たちの問題の本質を解決できない、
そんな立場の主人公の切なさを感じる結末が良いです。
読了日:10月20日 著者:梓崎優
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32771050

■何かが道をやってくる (創元SF文庫)
ある町にやって来たサーカス団をめぐる、少年と父親、
そして隣の家の同じ齢の少年の冒険の物語...
カーニバル一座という「マレビト」を、異能・怪奇の集団として扱い、
そのマレビトの魅惑と恐怖、
そして、克服へと展開していく王道な物語を楽しめました。
物語の面白さの他に、老いること、「若さ」の利点と弱点、
老いを感じる年代の失った「若さ」へ渇望、老いを受け入れる人生観など、
普遍的な倫理を考える不思議な作品だと思います。
そういう感じのラストシーンが素敵です。
読了日:10月26日 著者:レイ・ブラッドベリ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32912094

■10月はたそがれの国 (創元SF文庫)
読了日:10月27日 著者:レイ・ブラッドベリ
http://book.akahoshitakuya.com/b/4488612024

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