パスワードを忘れた? アカウント作成
10459472 journal
日記

hrokoの日記: 読書メーターのまとめ 12月分

日記 by hroko

読んだ本の数:8冊
読んだページ数:3761ページ
ナイス数:25ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/84546/matome?invite_id=84546

■顔のない魔術師 (ハヤカワ文庫FT)
前作の続き。前作を読まなければ理解できないくらいの続巻です。
そういうわけで、前作の伏線がそのまま使われていますが、
シリーズ物だと思えば、むしろご褒美な感じです。
現代のロンドン市内を走って犯人を追跡する刑事ドラマな展開、
ロンドンと近郊のトリビアをちりばめた描写などの現実感と、
ジャズに関する描写がいい感じです。
主人公の家族にかかわる因縁が事件の真相だったり、
タイトルの「顔のない魔術師」がシリーズを通して敵となっていく展開に惹かれます。
あと、気丈なヒロイン(?)なレスリーには、快復してほしいな、と思います。
読了日:12月1日 著者:ベンアーロノヴィッチ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33766150

■地下迷宮の魔術師 (ハヤカワ文庫FT)
三作目になって、登場人物の人間関係や設定が発展・拡大しています。
そういう背後の設定を広げていくサイドストーリーと
シリーズ全体に関わる本編を同時に進める構成です。
本編の事件も人間関係もシリーズものとして、安心して楽しめます。
続巻が楽しみな佳作でした。
クリスマスシーズンに関する宗教的な差異にも、
イギリスの多様性を感じられ、興味深いです。
タイトルの地下迷宮はロンドンの地下鉄のことでしょうが、
原題のほうがシンプルで示唆に富むように思いますが、
原題直訳が日本語版としてダメなのは理解できますが、ちょっと大げさです。
読了日:12月15日 著者:ベンアーロノヴィッチ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/34097149

■女海賊の島 (アーサー・ランサム全集 (10))
読了日:12月15日 著者:アーサー・ランサム
http://book.akahoshitakuya.com/b/4001150409

■リバーサイド・チルドレン (ミステリ・フロンティア)
カンボジアの浮浪児の視点で描かれた、日々の暮らしと、
社会情勢の変化で、活計を変えざるを得なくなるという状況が、
小雨が続く川沿いという天候・地形を交えて清々しい感じです。
そんな不安な状況で起きる連続殺人事件... 少年視点なので、
極めて限定された状況がミステリの舞台を構成しています。
人間関係が限定されているので、トリックと言いますか、
真相はあっけないのですが、
センチメンタルな物語にまとめてあって良い読後感が得られました。
読了日:12月22日 著者:梓崎優
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/34253516

■ミステリ・オペラ (上) (ハヤカワ文庫 JA (811))
ヒロインの手記という形で、「宿命城殺人事件」が語られる、
一方、ヒロインの行動を第三者視点で描写して、
そもそも「宿命城殺人事件」が手記で、
その登場人物がヒロインの現実世界に関わって...
ちょっと凝り過ぎな感じな物語の構成は、
そのまま伏線の理解でもあり、歴史小説風味も楽しめる探偵小説です。
ただし、上下巻を読み返す必要がありますが...
読了日:12月23日 著者:山田正紀
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/34280464

■ミステリ・オペラ (下) (ハヤカワ文庫 JA (812))
昭和が終わる1989年、
でも、平成の始まりは、
たぶんその時点ではなくて、
それぞれに「昭和の終わり」を体験・実感する必要があるのだと、
そんなことを語りかける「探偵小説」です。
前後2冊で提起される探偵物語と昭和の終わりという、
当時の一つの時代の区切り、という感覚が印象的です。
小道具としてのモーツァルトの歌劇『魔笛』も、
歴史的な背景とともに上手く使われていて、とても良い感じです。
読了日:12月23日 著者:山田正紀
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/34280651

■ロスト・ワールド―ジュラシック・パーク〈2 上〉 (ハヤカワ文庫NV)
前作の数年後が舞台です。「カオス理論」による進化と絶滅の解釈・説明が
メインテーマのような感じです。自己中心的で身勝手な行動をする
古生物学者の「カオス」な行動を契機に、DNAから合成されて、
野生化した「恐竜の島」で冒険することに、
というセットアップが完了するまでを、緊張を保って楽しめました。
読了日:12月29日 著者:マイクルクライトン
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/34412243

■ロスト・ワールド―ジュラシック・パーク〈2 下〉 (ハヤカワ文庫NV)
ホラー的な冒険活劇で定番な感じの登場人物の行動や判断で状況が
悪化していくというパターンを「カオス理論」で説明する不思議な物語、
そんな解釈が可能な作品です。ヒロインの活躍が眩い展開ですが、
SF考証的な種明かし、冒険物語としてキチンとした結末など、
休日の娯楽として楽しめました。
読了日:12月29日 著者:マイクルクライトン
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/34412407

▼読書メーター
http://book.akahoshitakuya.com/

この議論は、hroko (36763)によって ログインユーザだけとして作成されたが、今となっては 新たにコメントを付けることはできません。
typodupeerror

アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家

読み込み中...