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日記

hrokoの日記: 読書メーターのまとめ 2023年01月分

日記 by hroko

2023年1月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:2660ページ
ナイス数:22ナイス

https://bookmeter.com/users/84546/summary/monthly/2023/1

■リング (角川ホラー文庫)
天然痘を念頭にしたウィルスの増殖を踏まえた、
ビデオテープの複製による増殖、
ビデオテープへの動画の念像 - 写真への念写の新しいスタイルを提示しながら、
偶然に遭遇した呪いの一週間以内な謎解きは、
作品の時代を考慮しつつ、スリリングに楽しめます。
新聞記者と医学・哲学の学位持ちの大学講師の立場と人脈で解決するので、
まぁ、そうだろうな、と。結末の、主人公の決断を読者に委ねるとか、
定番と云いますか、外連味なところが目立ちますが。
読了日:01月03日 著者:鈴木 光司
https://bookmeter.com/books/579809

■らせん 「リング」シリーズ (角川ホラー文庫)
前作『リング』の続編で、前作の呪いを科学的に説明しようとするところは謎解き、
そして、少しずつ怪異に巻き込まれていくような怖さを感じます。
でも、だんだんと、「空想科学」になって最後は、
それはないだろうに、という感じです。
ウィルスによって、特定のDNAを他人に送り込むという生物兵器的な用途は、
この作品の当時は新しかったのだろうな、と思いますが、
一人の思念 -- 怨念が元で人類のDNAを置き換えるとか、無茶だなぁ、と。
読了日:01月07日 著者:鈴木 光司
https://bookmeter.com/books/7256953

■ループ 「リング」シリーズ (角川ホラー文庫)
「リング」、「らせん」の続編で、一応、完結編のような結末です。
で前作は地球上の生命などをシミュレートする計算機上の出来事で、
シミュレーションで発生した人類の遺伝情報を現実世界に取り出して、
人工授精によりクローンを生成。
そして、その逆をやることで仮想世界での再生をする、ということで、
物語の構成は上手だな、と思いながらも、なんだかなぁ、という感想です。
貞子の超能力は、「バグ」とも言えるかもだけれど ...
読了日:01月08日 著者:鈴木 光司
https://bookmeter.com/books/7291740

■バースデイ 「リング」シリーズ (角川ホラー文庫)
「リング」、「らせん」と「ループ」の補遺、という感じです。
ああ、そうだったのか、という感じで、
本編で書かれていない細部を補うことができますが、
無理に読まなくてもいいかも、と。劇場版でカットされたシーンを楽しめる、
という感じです。
読了日:01月08日 著者:鈴木 光司
https://bookmeter.com/books/7254219

■仄暗い水の底から (角川ホラー文庫)
東京湾の海岸線付近を舞台に、「水」をテーマにした怪奇現象のホラー、
小説なので、人物設定とかはそれなりに語られますが、
短編なので、まぁ、冗長な感じもあります。そういう背景を除いて、
「怖いお話し」の部分だけをみたら、目新しさはないのでしょうけれど、
プロの筆致は流石です。個人的には、洞窟に閉じ込められるのは、
やっぱり怖いな、って。そうして、先の分からない水脈へ進むのは、
水泳得意って、思っても、怖いなぁ、って。
読了日:01月09日 著者:鈴木 光司
https://bookmeter.com/books/5604206

■海辺へ行く道 夏 (ビームコミックス)
連作短編という感じで、場所と登場人物は同じ。
差異は、個々の出来事だけ、みたいな感じで、
舞台も人物も異なっていても、それなりに楽しめたなとは思う。
場所と登場人物は同じにして、親しみや共感を増して、
作品をより楽しめるって、良いな、と...
読了日:01月09日 著者:三好 銀
https://bookmeter.com/books/8616506

■エス 「リング」シリーズ (角川ホラー文庫)
『ループ』をふまえた『らせん』の続きで、
生き返った孝則君が結婚前に自身の成り立ちや
結婚相手の因縁について説明がなされていきます。
仕事で始めた謎の自殺動画の調査に
婚約者のストーカー調査・対策と緊張感のあるお話しですが、
「貞子」っぽいのはストーカーの電車事故死くらいなのが残念な気分。
シリーズ次作は、この二人の子のお話し、と素朴に思えるような終わりかたです。
読了日:01月14日 著者:鈴木 光司
https://bookmeter.com/books/6866971

■タイド 「リング」シリーズ (角川ホラー文庫)
貞子の呪いの最終的なネタバレ、と云うところでしょうか。
『ループ』で設定した擬似化学的に壮大な世界観が、
ガッカリな感じでもありますが、原点に回帰という意味では、
日本限定の伝承・伝説・神話でまとめたのは悪くないかも。
読者が結末を知っているお話の前日譚で、
読者に納得・満足させるのは厳しいのに、
まぁ、ともかく、それもアリかと、いう読後感は、悪くないです。
読了日:01月22日 著者:鈴木 光司
https://bookmeter.com/books/11035749

■惰性67パーセント 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
大学生の頃、友達・知り合いのアパートでデラダラ過ごしてたな、
って。そういう思い出補正で、とても面白い ...
読了日:01月22日 著者:紙魚丸
https://bookmeter.com/books/9860964

■惰性67パーセント 2 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
ここまで、と云う女子とか、いなかったけれど、
大学時代の友人・知人のアパートでダラダラ・グダグダの
思い出を味わえるような ...
読了日:01月22日 著者:紙魚丸
https://bookmeter.com/books/11103254

■惰性67パーセント 3 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
あぁ、コミックスだしな、と云う感じのネタもあるけれど、
大学生の気楽なダラダラした交流を味わえる ...
まぁ、部屋の様子とか、ハプニングとか、
いろいろとツッコミどころが増えてきた気もするけど。
読了日:01月22日 著者:紙魚丸
https://bookmeter.com/books/11835432

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typodupeerror

ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ

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