朝日ソノラマ(株)が「店仕舞い」するそうです。(「店仕舞いについてのお知らせ」）
出版権は朝日新聞社に引き継がれるとのことですが、絶版になってしまう作品が増えることが想像されます。

緑の背の文庫で、高千穂遥や加納一郎を読んだ日々を懐かしく思う諸兄もいると思います。
ラノベレーベルが雨後の筍のように新設される中、こうして消えていくものがあるのは、残念な気がします。
出版不況の中、仕方のない流れなのでしょうが・・・。

WindowsNT関連のTipsを多数集めて下さっていた「しんのすけのページ」が、 借用されていたサーバのご都合で、2003/7/31をもって閉鎖されるそうです。 コンテンツの容量が200MBに近いとのことで、移転も容易ではない様子。 (既にコンテンツには、アクセスできない模様) 「無料でホスティングなどを行っていただける方や，協力をお申し出戴ける方は，ご連絡をお願いします．」とのことです。私は、提供できる立場にありませんが、 せっかくのコンテンツですので、どなたか救済していただけないものか、と思います。

日経産業新聞によると、アメリカの ミーニングフル マシンズ社では、「子供のように言葉を学ぶ 話し言葉で動くコンピュータ」を開発しているらしい。(日経産業のHPには、この記事は見当たらない。)
曰く、「『自然言語概念学習エンジン』サーバが『経験主義』で言葉を理解する。出版物やWebから文書を大量に読み込み、単語やフレーズ,文章がどんな文脈のなかでどんな意味で使われるのかを学習する。これは、子供が周囲の自然な話し言葉から経験的に言語を学習するのと同じ方法だ。」アルゴリズムは企業秘密だが、確率論を使った数学的なものらしい。「実際デモで任意の単語や文章を入力すると、同義,類似の表現が数十通り、意味が近い順に即座に表示された。」とのこと。
「たとえば、『雨』,『ザーザー』,『振る』の３つの単語が同時に使われている確率が高ければ、『ザーザー振り』というような言葉が雨についての話であることが分かる。」というような仕組みらしい。
今のところ、音声ではなくテキストが対象のようなので、すぐにHALのようなインターフェイスが出来るわけではなさそうだが、機械翻訳やワープロなどには応用できそう、とのことでライセンス契約の交渉が進んでいるらしい。

本当に子供の学習の仕方と同じかどうかはともかく、理屈だけでなく、実用に近いものが動いている、というのは、注目できるように思うのですが、 さて、この技術はブレークスルーたりえるでしょうか？

そうそう、余計なことですが、同社のサイトによると、apple core Holdings社が出資している模様。

東京創元社 で、「合本版・火星シリーズ完結記念●創元ＳＦ文庫刊行40周年記念」として 「300以上の予約を集めて『新装版　武部本一郎画集』を刊行したく考えてい」るのだそうです。 E・R・バロウズの表紙などを懐かしく思うアレゲな皆さん、是非予約して、刊行が敢行されるよう期待しましょう。

サンシャインプラネタリウムの閉館が 報道され、/.でも話題になりましたが、この度、「サンシャインプラネタリウム存続を願う会」が 設立されたようです。 曰く、「2003年2月5日（株）サンシャインシティより「サンシャインプラネタリウム閉館のお知らせ」がリリースされました。 (中略) 私たちは、この価値あるサンシャインプラネタリウムの存続を願い、そのために必要な活動を積極的に行っていきます。」とのこと。 存続への署名活動も行っており、WEBからの署名(「ご意見」も投稿可)もできるようです。 別れを惜しむアレゲな皆さんも、ぜひ署名してみては？

ZDNetの 創業者も去り，消滅へ向かうBeによると、 Jean-Louis Gassee氏がBeのCEOを辞任したとのこと。
Gassee氏は「消滅に向かっていく企業には，よくあることだ」と のたまったらしいです。この言い方はちと悲しいかも。
Beのサイトをちらとみると、どうやらR5のダウンロードももう出来ないみたい。