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日記

imaicの日記: 第3回電王戦へ向けて 将棋ソフトウェアは進歩しているのか

日記 by imaic

そろそろ将棋電王トーナメントの結果が出ているかもしれない。
将棋電王トーナメントはタイトル電王および第3回電王戦への出場する5組のソフトウェアを決定するトーナメント。

以前はエキシビジョンマッチとして行われてきた棋士VS将棋ソフトウェアであるけども、本格的に賞金およびタイトルを賭けて行われる運びとなった。
運営が本格的になったことは非常に喜ばしい。

ここで対戦する将棋ソフトウェアはどのように進歩してきたのか、というと6年前の大和証券杯特別対局「渡辺明竜王VSBonanza」戦からあまり進歩していないのではないかと思える。
確かにこの6年間では将棋ソフトウェアの強さの幅は広がり、一流ソフトでは妙な手を指さなくなったという発展はある。
しかしながら6年前に「渡辺明竜王VSBonanza」戦で提示された「大局観によって判断する」将棋というものへの対策が行われたわけではない。

実際に「渡辺明竜王VSBonanza」戦で提示されたものは何かというと、渡辺明竜王自身のブログにある
大和証券杯特別対局ボナンザ戦。その2(当日編)
http://blog.goo.ne.jp/kishi-akira/e/44150b5b5d9e8d6d04a84292a13ce277
にある
>「この手順は「飛を渡して銀も歩で取られるけど馬を引き付けて相手が歩切れだから
>良し」というかなり高度な手順なので指せないとは思いました。
>89手目▲2四歩が敗着ということになりました。やはり、穴熊戦の距離感は苦手のようですね。
という90手目△3九竜の見落としである。

相穴熊戦という限られた戦型という見方もできるが、現代将棋では穴熊は大きな一角を占めており、穴熊戦を得意とする「穴熊王子」「振り穴王子」と言われた広瀬章人七段は当時23歳で王位戦タイトルを獲得した。

第2回電王戦では、かつて昭和55年組と呼ばれた人達が突如コンピュータの中に蘇ったかのような、将棋ソフトウェア側の攻めが目立った。
良くも悪くも昭和の将棋だった風がある。

棋士のタイトル戦では、その時々の流行りの将棋を敢えて指し、果たして一時的な流行りのか本質なのか試される場になっている。
第3回電王戦という対局では、現代将棋へ何を問うのか、期待したい。

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