imaicの日記: 太陽風/彗星探査機ISEE-3 地球に再接近中 4
日記 by
imaic
1978年にNASAとESAが共同で打ち上げ、1997年に運用を停止したISEE-3探査機が地球に戻ってきます。
当初のミッションはラグランジュポイント(L1)における太陽風および地球磁気圏観測でした。
続いて彗星観測ミッションが計画され、1982年より軌道変更し、1985年ジャコビニ彗星に8000kmまで接近しプラズマテイル観測、1986年ハレー彗星まで2800万kmの距離から粒子の観測などを行いました。
1997年に運用を停止してから忘れられた存在だった訳ですが、2008年にNASAが存在を確認。状態を確認したところ13個の観測機器のうち12個が生きており、残存推進剤の量も確認されました。
2014年3月アマチュア観測家により探査機からのビーコン波が確認され、再度L1への軌道へ乗せることへの挑戦が始まったとのこと。
はてさて、うまく行くのでしょうか。
http://spacecollege.org/isee3/
L1/Halo軌道再投入は断念 (スコア:2)
先月下旬の時点で機体のスピンアップに成功はしたものの、その後バルブを操作しても推力が発生しないというトラブルが発生していました。
専門家との検討の後、推進剤は残っているものの、タンクを加圧する窒素ガスがすべて蒸発してしまっているのではないかという結論に達していたはずです。
今後はプランBとして可能な限りの探査機器を起動し、地球上のアマチュア天文家の信号を合成することで(RTL-SDRのようなものを想定しているようです)
そのまま太陽周回軌道へすっ飛んでいった後も追跡を続けるという方針にシフトしています。
Re: (スコア:0)
>トラブルが発生していました。
使えたら御の字のものでも、使えないときはトラブルというのだろうか。
Re:L1/Halo軌道再投入は断念 (スコア:2)
トラブル、でいいんじゃないですか? 苦労して運んだボンベのガスが抜けていたことが発覚する、みたいなトラブル。
# わりと動きそうな雰囲気ではあったんですよ
# あんまり詳細な話をわかりやすく書いてくれないので、ミスで壊したのではないという確信がない…
# 最初はガスが途中で溜まったようだとか+28Vを入れてなかったとか言ってたし
# 操作ミスでバルブを開けっ放しにしていた、とかだったら軌道や加速度計に出るはずだから、違うんだろうけど
月スイングバイ記録 (スコア:0)
5回の月スイングバイを成功させた機体でしたが
6回目は成らずというところでしょうか。