ins13の日記: 勉強しまっせ
オーダストップギリギリセーフの 10/19 に、とうとう黒の copen をオーダしてしまった。
会社から今年の年俸通知をもらったのが 10/13 なので、資金計画の検討についても
ギリギリ間に合ったというカンジである。
マイカー購入・・・それはサラリーマンの一大イベントである(なんとなく書いてて悲しいが)。
それも、高校1年のときから NAVI を毎月購読してた(社会人1年のときに、毎月買うのは
やめたけど) この自称クルマ好きの私が、しかも人生初のマイカーを買っちゃったのですよ!!
普通であれば、喜び勇んでその日の日記に書きそうなものであるが、
そうせずに今日まで時間が経ってしまったのにはそれなりに理由がある。
クルマ購入といえば、勝負すべきは値段交渉。
この値段交渉において、あまりにも未練が残ったのである。
基本的には「このクルマは値引き一切なし」というのがお約束らしいが、
方々のサイトで情報収集する限りでは一概にそうとも言えず、実際のところは
千差万別であることは事前に分かっていた。
が、今回は向こうから申し出があったフロアカーペットのサービスのみ(△\12K)で
結局ハンコを押してしまったのだ。
別にこれでもかまわないっちゃーかまわないのだが、この残念感の源泉には
セールス担当者への不信感も加わっている。
商品知識も乏しく、サービスする側としての熱意も一向に感じられない割には
ディスカウントはない!の一点張りで、だったらオマエはいらないから
その分コスト削って、web で直販してくれよと正直思ってしまった
(もちろん現実味のない意見で、極論であることは分かっているが)。
しかし、好条件を引き出せなかった自分が力不足だったという思いも強い。
だからこそハラも立つし、未練も残るというものだ。
最近は交渉スキルに関する本がたくさん出ており、しかもSE向けに特化したものも何冊かある。
普段はそれらについて胡散臭く思っていたのだが、今回は自分のあまりの無力さを反省し、
比較的あっさりとしていそうな、この本を読んでみた。
▼『交渉力入門』
▽日経文庫/佐久間 賢 (著)
内容は、著者のキャリアからか海外のビジネス相手との交渉について述べられていることが多く、
また文章自体も、細かいところを気にするといろいろとツッコミたくなるところもあるのだが、
今回は謙虚に読み通すこととした。
以下に、この本から得られた教訓を元に、今回の反省点をまとめる。
■反省その1:
以前の日記にも書いた通り、9/末に「黒が 10/20 でオーダストップになる」ということを聞きつけ、
真偽の程を確かめるべく 10/11 にディーラに行って確認したところ、本当であった。
この確認の過程で、どうしても黒が欲しいということをありのままに話してしまった。
⇒
となれば、ディーラからみれば 10/20 までに決めるか、決めないかのどちらかしかないだろう。
しかも、残された時間は1週間である。これで勝負は7割方ついてしまったようなものだ。
こちらの本心は、できるだけ読み取られないようにしなくてはいけないのが駆け引きの基本。
■反省その2:
予算について、こちらからは「月額いくら位で」という伝え方をしていたため、
ローン支払の試算の結果、36回払いでは収まらなかったものの、42回払いにしたら
予算枠をクリアしてしまい、それ以上安くするための交渉に話が向かなかった。
⇒
目標として、譲れない線とその理由を明確に立てておくべきであった。
これでは 60回払いとか 72回払いとかにすれば、いくら高くても買えてしまうじゃないか!
■反省その3:
そのディーラでしか、見積もりを取らなかった。
⇒
競合させるのも、価格交渉の基本戦術。
こちらには他の選択肢があるということをチラつかせないと、向こうは頑張るはずもない。
かといって、あまり似通ったライバル車もないだけに、他車種との競合はあまり効果がないだろう。
同じ車種で相見積もりをとるには、新車であれば普通は他の地域の販社に頼むことになるだろうが、
それはさすがに手間がかかる。
だが、実はこれには裏技があるのだ。
それは、トヨタに頼むという戦法である。
ダイハツはトヨタの子会社であることから、どのトヨタ系ディーラに行っても購入可能なのだそうだ。
実際、こちら経由で買った方が安いという情報もあるし、なんならそっちで買っても全然よかったのだ。
んんんーー我ながら無策。こうしてみると、丸腰で出かけたのだから、負けて当然の結果であった。
交渉というより、こっちが勝手にハンコを押しただけである。
まったく、ディーラーにとってはカモが来たのと同然だろう。
長々と書いたが、ま、頑張って値引いたところで3万くらいが標準的らしいし、
そもそもオープンカーなんて細かいところを気にする乗り物でもない。
別に本当に払えないモノを無理して買っちまったわけではないし、なんというか
交渉に負けたのではなく、コペンの商品力に負けたと考えることもできる。
このクルマを買ったこと自体は、素直にかなりうれしい出来事である。
今回はこっちが (文字通り)「勉強した」と思うことにする。
本当に譲れない交渉事がわが身に降りかかってきたとき、今回の教訓を生かせれば
かえって安いもの...かもしれない。だと思いたい。だと思うことにする。無理やり。
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