iwafujiの日記: 歌舞伎好き養成ギブスつき週末
ひょんなことから手元に転がり込んできた歌舞伎座昼の部チケット(ほんっとにすんません!)。
なんだかんだいいつつもあの空間が好きなんだよな、と思いつつ3階最前列にて観劇。
真夏に曽我物ってどうよと思いつつ最初の舞踊を観たが、出てくるときに台の上で思い切りバランスを崩しかけたおもだかやの右近さん。
トータルで観てもまだ本調子じゃないんだろうなあ、気の毒な。悪太郎はのびのびやっているだろうと思うけど。
エミサブさんは品よく無難にまとめていた印象。
えーと夏祭は通しで観るのは(テレビの平成中村座を除けば)多分初めてだったので、ようやく登場人物の整理が出来たw
誰かさんのヨーデルは相変わらずだし、芸のつたなさを顔芸でカバーしようとして無駄な笑いを取ってるヒトはいるし、なんだかなあ、と思うところが多かったのだが、そもそも上方の芝居に見えなかったw
辛うじて上方っぽいのは美吉屋さんだけで(当たり前だ!
それにしてもさー、テレビや映画に忙しそうでどうみても歌舞伎の研鑽を積んでいるようには見えないヒトがああいうお役するってのはおかしいよな。
若い頃の二代目松緑に代役を任せることになった最晩年の六代目は涙をぽろぽろこぼしながら、「おめえ、下手でもいいから品よくやれよ」と言ったというけど、そういう意識は全然ないんだろうなあ、誰も教えてないんだろうなあ。
ちなみに夜の部の修禅寺物語の夜叉王はそれなりにこなしている模様。あれはおもだかやにいいお手本おるだろうし、ああいうところからどんどん吸収していけばいいと思う。
今月はトータルで夜の部大勝利だそうだが(笑)おいらは天守物語大嫌いだからどうしようもないw
ひとつ余計なことを書き添えると、左團次さんの赤ふん…見せる必要あるかなあ(爆
もうひとつ追記。音羽屋の右近さんはきれいだし品良くまとめていた♪劇団で観るのが楽しみ。
でもなんでここにいるの?って感じも。
日曜日は昭和55年、二代目松緑が最後に本公演で演じた勧進帳の記録映画と、昭和57年、二人の十七代目が共演した身替座禅の記録映画を観てきた。(ご健在の方についても便宜上当時のお名前にて表記)
勧進帳を見終わった瞬間の感想~今まで見てきたのはなんだったんだwとしか言いようがない程素晴らしい!
いやってほど観てきている演目なせいで、生で観たモノといろいろ頭の中で比較しちゃったよ。
…で、これだけの事をきちんと伝えて貰っているのは多分三津五郎さんだけなんだよなあ…あるべき姿をきちんと残していって欲しいのだが…そのためには今のうちにとっとと酒やめて長生きしてちょうだい<四代目
義経は梅幸さん。きちんと観るのは初めてかもしれない。間に合わなかったんだよなー自分は。
三津五郎さんの言葉によれば、「何百人がやられても、この義経を超えられない」そうで。
富樫は勘三郎さん。もう足がちょっとお悪そうに見受けられたが、この方の立ち姿も美しい…
四天王は我當さん、左團次さん、勘九郎さん、権十郎さん。
欲を言えば辰之助さんがいらっしゃったらもっと嬉しかったんだけどなあ…
番卒が3人で佳緑さん、助五郎さん、権一さん。
太刀持に百々丸さん、斬り捨て御免に出るちょっと前かw
見慣れている芝居はつい中だるみしちゃうのだけど、これだけのもの見せられたらオチるの勿体ない。
リピします。
身替座禅は羽左衛門さんの抑えめな玉の井と勘三郎さんの軽妙洒脱な右京さんの取り合わせがじわじわくる可笑しさになっていた。
勘三郎さんがご機嫌で帰ってくるところ、文字通りえらく酔っているんだけどあんなに品良く見せる人は今いないだろうな…
太郎冠者は勘九郎さん。玉の井に吹っ飛ばされていたがいやー飛ぶ飛ぶ。身の軽いこと。
あの人、結構ゲジ眉だったのねえ…(知らなかった)
千枝・小枝は児太郎さんと家橘さん。うわ、どっちもきれい…
これもいやってほど観たので細かいところまで覚えているが、今では観られない動きも少しあったようで。
現代の舞台では時間の関係でカットしちゃってるところなんだろうなあ。あればあったで面白いと思うんだけど。
これで親子三代の玉の井を観たけど、共通するのは「右京が好きで好きでしょうがないからああいう言動になる」って気持ちなんだろうな。
なんだかんだ言っても羽左衛門さんの動きが一番抑えているように見えたから、今ではわかりやすさを重視するあまり、演技が変質しちゃっているのだろうと思われ。
ロビーに出たら天王寺屋の奥がいた。こんなところにも来るんだ。
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というわけで大満足で帰路についたわけだが、帰る前に財布の中にあるコスモジグ応援馬券(200円当たり)を使って、
今日の福島10R~12Rの馬券をちょこっと買うことにしていた。
で、200円に財布の中の600円を足して3つのレースの応援馬券を200円、400円、200円それぞれ買っていたら、
10Rで200円が910円に化けてこれで今日のウキ確定。
そして11Rで400円が3100円に化けて今日の映画のチケット代も工面できた。
というわけで10Rについては辻三蔵さんの◎に丸乗りしてちゃっかり。
11Rは鞍上田辺の馬を買って人気薄をあっさりゲット。
だって考える時間ないからさー、ピンかパーの選択しかないわけよ。
ちなみに12Rは外したが、田辺を買っていれば400円ぐらい戻る勘定だった。最終の田辺はみんなが狙うらしく配当低いもんな。
払い戻しは来週映画を見に行くときにでも忘れずにしようっと。
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