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kachouの日記: ん~、サービス残業?(長文駄文乱文ゆえ、覚悟しろ)

日記 by kachou

高校時代の夏休み、とあるシステムハウスにて、プログラマーのバイトをした。
打ち合わせきっちりやって、タイミングよく、夏休み期間内で終わる予定だった。自信も十分あった。
がぁ、社内の諸事情とかあって、一旦現場離れて別の作業する。
当然、完成は遅れるわな。
8月31日必死こいて、デバッグするも午後10時。18歳未満の労働基準法に引っかかるので、
「良く頑張ったよ。大丈夫だから」と家へ帰してくれた。(つうか、帰らせられた)
現場じゃ、皆必死こいて頑張ってるのに…
月末締め、10日払いのバイト代はその時の残業代まで含まれてた。
残業代の事まで考えてなかったので、思わぬ増収入で嬉しかったが、その後、完成していない自分の成果で
賃金貰う事の後ろめたさを自分で感じた。

それ以降、更にプログラミングに精進した。
きっちりした成果物だして正当な等価を貰うべきだと。
それがプログラマーでいう技術で飯喰う事だと、自分に言い染めた。
「職人気質」のプログラマーに…

2年後、その会社に私は入社した。
社員として色々と労働条件の詳細の説明を受ける。
残業に関しての規制は全然ない。(当時はバブル真っ盛りの平成元年)
が、指導役でもあったソフト開発部の課長が1対1での説明の際にこう言った。
「会社は残業の規制とかは無いけど、うちら(ソフト開発部)は自主規制で24時間までだからね」

まぁ、裏事情というか、これが現場か…って、以前のバイトの時の雰囲気、プログラマーという仕事に対しての覚悟、
そして、いろんな現場からとか人からの業界事情。
就職するまでの間に、システム設計、開発に関しての勉強も独学ながらやった。
そこで思った事は…
「最初の設計段階での工程積算と開発工程管理さえ間違わなければ、残業なんてあえないんだ。」
「むしろ、それが出来ないから、残業という形でヒーヒー言う事になるんじゃないか」
以前のバイトの時は、工程的には自信はあったが、保険の予備日数やらは含めていないかった。
それを噛み締めて、業務に当った。
入社して、その日に自分の開発環境を整えると、翌日からは即戦力として打合せに設計、コーディング、デバッグ、
現場調整と(その会社は当時、半導体計測器等の組込系メインの業務だった)
ハード開発部の先輩にもいろいろと教えられながらこなした。
5月末の松下幸之助氏の命日に納品した計測器を無事納品しきれた時は嬉しかったが、正直な話、
その時ソフト開発に関しコアになる新設計の計測ユニット自体の開発は全部新入社員の私に丸投げ。
暫く、それが標準的なコードとして製品化された。
しかもハードも新規設計の上に、担当者も中途採用されたばっかりの人に全部丸投げ。
社内のメイン業務でもある内容を任された責任感を達成した喜びと、その時の開発期間の
残業が殆ど0だった事がこの仕事を続ける今の原動力にもなっている。
その後、色々なモノをやらせてもらえた。
その会社は殆どが中途採用のどえらい技術持った人間ばかりが集まってた人材ばかりだった。
そんな中で認められるが為に、その人たちに肩並べるだけの技術や経験が欲しくて頑張った…
それ故、残業しないようにも気をつけつつ、多くても20時間切るような
残業申請にしてた。

入社して半年、いきなりデカイ案件(半導体完成検査、及び分類梱包まで含めたライン制御)を任される。
ただ、その時点でメカは出来上がってない、いや、まだ設計図も一部買いてる状態。
俗に言う「火を吹いてる状態」だった…
納期はどうしても譲れないとの事。どう考えても、無理な工程…
いや、無理通り越して、デスマーチといっても良かったかも知れなかった。
なんせ、途中で、メカ設計は変わったり、部品作り直しで時間かかるとか、発注した部品が
納期が不明だとか…
そんな中、私は残業してでもやってやろうと覚悟した。
残業はとてつもない時間になった。
納期まで残り丸一ヶ月の時、睡眠時間3時間で、昼食、夕食に2時間差し引いた以外、
ずっと仕事でコーディング。
19時間労働これが祝祭日関係なく続く。
もう、自宅まで車で5分のとこに住んでたのに帰るのもめんどくさくて、車の中で寝ては
そのまま出社したのもしばしば。(昼食時は実家に帰ってたのでその間に身の回り整えてと)
当時は完全週休2日でなく隔週週休2日だった為に、祝休日分差し引くとその月は勤務日数は23日
その月は30日だったので、30日*24時間=720時間
うち、勤務日数23日*8時間=184時間
睡眠、食事で30日*5時間で150時間
しかし、納期前の3日は完徹だったので、150-(3*3)=141時間
つまり、720-(184+141)=395時間…
やった訳よ…395時間残業を…(休日出勤分も含めた上で)
実際は、夕食なんてホカ弁をパソコンの前で食べつつ、キーボード叩いたり、モニター覗いてたり…

で、困った事…
自主規制で残業申告は24時間まで…しかし、それをはるかに桁超えて…
当然、労働基準局の事も考えた。
つうか、その会社自体も好きだし、その工程でやる決断したのは私。
課長や、社長もそれは頑張ったのは認めてくれた。つうか、全額出すつもりだったらしい。
が、私、結局は24時間で申請しました。
残りの残業は「勉強」させてもらった事として…
それ以降は、部署の自主規制は24時間だが、個人的な自主規制は20時間に…と…

まぁ、その分、ボーナス査定に大きく反映されました。
カットオーバーの時は、豪遊させてもらったというか、客から接待されたような状態でした。
年末の客先の某一部上場企業のトップ技術者同士の親睦会にも末席ながらも私も呼ばれた。
担当した人間が高卒、新卒入社半年でやった事を驚いた。
誰もが、先輩がやったものだと信じてたのだから…

自分が、「プログラマー」という「職人気質」をここで確定させた。
つまり、わたしゃ、「残業」って概念がもう無いんですわ…

創った物に対して等価を貰う。等価に見合う仕事をさせてもらう…
そうでもなきゃ、会社員なんてやってられなくなった…
#つうか、他にも諸事情あって…
だから、こうやって、ヘラヘラとフリーな立場で仕事やってる。

だが、実績買われては無茶な仕事増えたり、時代が変わったりで大変な状況の今は、今までの
無茶や疲労が祟って、一応療養中に至る訳だ。

などと、つらつらと、日記に書きたくなったのは、私だけでもこれだけは語れると言う事…
他にも、身の回りにゃ語れる奴はいるけどさ…

あっちの方で私が語るには、お門違いな部分もあるかなと、ここでガス抜きをさせてもらった。

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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家

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