kahoの日記: カーボンナノチューブで呼吸チェック
日記 by
kaho
Nanotechnology Nowから,カーボンナノチューブで呼吸のCO2を測定して医療システムにという話があった.
情報は少ないが、Nature Web Newsにも.
CO2測定は今までもあったよなあということで調べてみたが,医療用だと見当たらず,気象/環境測定用にこれとかこれとかがあった.
こういった装置はCO2の赤外線の吸収スペクトルから大気中のCO2を測定する.測定のためには固定した環境中で一定時間リファレンスとの比較を行うことになる.もちろん吸光度を測定するためには測定する空気は暗室におかなければならない.
したがってリアルタイムでのCO2測定は難しかったようだ.
今回の研究はCO2と結合する物質とカーボンナノチューブを化学的に結合させ,その抵抗値を測定するという単純なもの.
しかし検出力は非常に高いようでCO2濃度が10%上昇すると抵抗値が5倍にもなり,CO2濃度と抵抗値の関係もリニアだという.
単純なデバイスでしかもオープンな環境で使える,ということで期待される応用範囲が医療用で,患者の呼気を観測して急変があったときにすぐに知らせるようにできるのではないか,ということだ.
これは面白いアイデアだと思うし,それだけに他のデバイスでもうやられてたりするんじゃないのか?という気もするが,運動の負荷を測定したりといろいろ応用範囲がありそうだ.
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