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kahoの日記: より直接的な肥満遺伝子 1

日記 by kaho

ForbesにNew Insights Into Fat's Effect on the Bodyという記事があって,脂肪が体内で果たす新しい役割が見つかったのかと思ったが,新しい肥満の原因となる遺伝子がみつかったということだった.

最新のCell Metabolism誌にlipinという遺伝子を過剰発現させたトランスジェニックマウスでの実験が載っており,それによるとlipinがあると通常のマウスとの比較で脂肪の多い食事をとったときの体重増加率が倍だったというものだそうだ.論文は読んでいないが、lipidからつけられた名前なのだろう.

肥満遺伝子と言うとleptinだとかβ3アドレナリンレセプターとかがこれまでにも知られているが、これらは細胞や神経を刺激する情報伝達系に関わるものだった.
このlipinは筋肉に存在してlipinが多いと脂肪よりも優先的に炭水化物を消費し、lipinがないと脂肪を優先的に消費するのだと考えられているようだ.

しかしこういう話をしても,結局多くの人が「ダイエットが必要になるまで食べる」というような生活をしているのでは結局太ってしまうのは変わらないという気が.
β3ARに関して言えば日本人は太る遺伝型を持った人が他国に比べてかなり多いし,本屋に行けばダイエット本ばかりのようにも思ってしまうが,実際は欧米に比べれば肥満も深刻ではないし,拒食/過食症も多くない.
新しいダイエット法を取り入れるよりも日本人の特徴を見た方がずっと健全でしかも長続きするダイエットになるのではないだろうか.

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