kamesanの日記: 動的コンテンツの販売 4
日記 by
kamesan
川上量生会長「グーグルやアップルはコンテンツ買い叩く」 中編
キンドルとは競争しても仕方ないんで、違うところをやります。ひとつは「動的なもの」でやる必要があると思っているんです。パッケージコンテンツがコピーに弱いのは完成品をそのままコピーできちゃうから。ならば動的なコンテンツ、例えば、未完成なまま本を売ればいいんですよ。途中で終わってるとか。全10章だったら、5章くらしかない、みたいなね。それで販売しちゃう。
電子書籍だったらあとから第2版、3版とつくっていけばいいんですよ。第10版くらいでやっと完成してそれで全部ができる。完成したと思ったら付章とかでどんどん増えていく。記述が間違ったものを訂正される、とかやっていくと、どこをコピーしたらいいかわからないですよね。完成形だともう「コピーしてください」って言ってるようなものなんですよ。でも、完成してないコンテンツはコピーができない。
うーむ、これまさにAmazonのKindle連載。なんだかんだ言ってAmazonってやることやってる印象がある。
15年前に映画界が通った道 (スコア:1)
Re:15年前に映画界が通った道 (スコア:1)
ガンドレス!?
た、確かに未完成でお金を取った例ではありますが……
あそこまで未完成だと商売にならないのも当然だと思うので、さすがにもうちょっと、ユーザの興味を引くor期待を煽る成果物を見せることは考えられていると思います。
新しくない (スコア:0)
ゲームの不完全版商法ですよねこれ。
さて未完成のものに対価を払う人がどれぐらいいるか、
未完成のものの価格は(最初から完成してるものと比較して)どの程度なら適正と判断されるか、
どんな風に目算しているのか興味深いですね。
Re:新しくない (スコア:1)
ゲームだと、後から完全版が、差分販売ではなくフルパッケージで出されても、ちゃんと売れてたりしますよね。
このあたりのさじ加減について、各メーカーでノウハウが蓄積されていたら、確かに興味深いですね。