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日記

kamesanの日記: 動的コンテンツの販売 4

日記 by kamesan
川上量生会長「グーグルやアップルはコンテンツ買い叩く」 中編

 キンドルとは競争しても仕方ないんで、違うところをやります。ひとつは「動的なもの」でやる必要があると思っているんです。パッケージコンテンツがコピーに弱いのは完成品をそのままコピーできちゃうから。ならば動的なコンテンツ、例えば、未完成なまま本を売ればいいんですよ。途中で終わってるとか。全10章だったら、5章くらしかない、みたいなね。それで販売しちゃう。

 電子書籍だったらあとから第2版、3版とつくっていけばいいんですよ。第10版くらいでやっと完成してそれで全部ができる。完成したと思ったら付章とかでどんどん増えていく。記述が間違ったものを訂正される、とかやっていくと、どこをコピーしたらいいかわからないですよね。完成形だともう「コピーしてください」って言ってるようなものなんですよ。でも、完成してないコンテンツはコピーができない。

うーむ、これまさにAmazonのKindle連載。なんだかんだ言ってAmazonってやることやってる印象がある。

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  • 完成途中の作品でお金をいただくというのは、15年も前に映画でやっていますよ(ガンドレスで)。
    • ガンドレス!?
      た、確かに未完成でお金を取った例ではありますが……

      あそこまで未完成だと商売にならないのも当然だと思うので、さすがにもうちょっと、ユーザの興味を引くor期待を煽る成果物を見せることは考えられていると思います。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2014年11月25日 12時52分 (#2716824)

    ゲームの不完全版商法ですよねこれ。

    さて未完成のものに対価を払う人がどれぐらいいるか、
    未完成のものの価格は(最初から完成してるものと比較して)どの程度なら適正と判断されるか、
    どんな風に目算しているのか興味深いですね。

    • by kamesan (23069) on 2014年11月26日 0時35分 (#2717240) 日記

      ゲームだと、後から完全版が、差分販売ではなくフルパッケージで出されても、ちゃんと売れてたりしますよね。
      このあたりのさじ加減について、各メーカーでノウハウが蓄積されていたら、確かに興味深いですね。

      親コメント
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