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kamuyの日記: がんばれ土建屋! 「建設ITラボ」にみる土建屋ITの惨状 1

日記 by kamuy

日経BP KEN-Platz から。昔から色々場面での技術格差は存在しているわけですが、殊、土建業においてはその格差があまりにも著しいものであると推察されます。例えば、「ユビキタス・アイ これは使えます! ワンランク上の建設現場IT活用術を達人が伝授」と題した所謂「使いこなし」系の記事を見つけた訳ですが、そこに出てくるあまりにも基本的過ぎる事柄とそれを知ったときのあまりに無知すぎる筆者の感動の落差・格差に愕然としました。(しかも、その筆者というのが戴冠の管理人だというのですから酷いものです)
更に、その「講演」自体は「IT活用セミナー」であり、つまりは「これから勉強を始める」土建屋が「セミナーを開かなくてはならない程に存在する」らしいと理解すると「この惨状が日本の土建屋の実情なのか」と暗澹とした気持ちになってきます。ひょっとしたら、そこには結構な規模の市場が眠っているということなのかもしれませんが、/.Jな皆さんはどうお感じになりますでしょうか?
ところで、「ITラボ」という言葉に対する印象って、「エッヂ過ぎる奇天烈研究所」か「研究所というにはあまりにもお粗末過ぎるチラシの裏」と言う印象を受けるわけですが…

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  • by Anonymous Coward on 2006年11月10日 12時32分 (#1055143)
    公共事業の減少で金に困りそうな大中規模のゼネコンがITをネタに下請けから吸い上げようって風にしか見えない。
    大体セミナーの講師側を見ても解るように、大中規模のゼネコンにはIT部門はある。
    つまり、こういうセミナーは不要。
    が、下請けにはそんな部門は無い事が多いから、仕事を出す条件と引き換えにITセミナーだのシステムの導入だのメンテだので金を吸い上げるつもりではないかと。
    でも、本来元受でも無いのであればIT系の技術なんてセミナーで学んでも使い道なんかなかろう。
    しかし、無理矢理「書類をExcelにて」とか言って、実際には言う事を聞かないと仕事を出さないとでもするんだろ。
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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond

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