kanepaの日記: Debian Squeeze への移行計画と、プロプライエタリソフトウェアからの脱却
次期安定版のDebian Squeezeの移行計画を現在立てている。年内にもリリースしてほしいのが山々ですが、果たしてどうなることやら。まぁ、来年の一月にでもリリースしてくれればいいや。
Ubuntuからの移行(これで二回目)なので、いろいろと考慮するところがある。例えばLSMだが、DebianのカーネルにはAppArmorがないため、現状SELinuxかTomoyoになることになる。カーネルの再コンパイルで、別のLSMも入れられるらしいが、そこまでしてまで入れる必要性はない。
SELinuxはなにかと面倒(AVC Deniedでよく凹む)だし、Tomoyoは、一旦強制モードにするとアップデート時に苦労するし(tomoyo-queryedを起動して設定しなおす必要がある)。どちらもメリットデメリットを考慮して最終判断することにしよう。LSMなしでも別にいい気はするけど。
幸い、今回からはDebianでもKMSを採用したので、nouveauが使えるそうだ。よってLenny時代に体験したnvidiaドライバのインストールもする必要がなくなった。3Dグラフィックは興味ないので2Dで十分。また、bigmemカーネル(UbuntuでいうPAEカーネル)も入れることにより、ハードウェアNXbitを使えるようになることをつい最近知った。
あと自分自身すごく嬉しいのは、Squeezeから、フリーでないファームウェアをカーネルから取り除いたものが採用されること。フリーソフトウェア好きにはたまらないカーネルだ。当然、それにより動かなくなるハードウェアも増えるでしょうけど……。
http://www.debian.org/News/2010/20101215
これは自分自身のポリシーだが、「どんな高性能でバグが一つもなくても、(ライセンス的に)プロプライエタリである限りは使いたくない」(※1)ということを自分自身の中で決めている。
但し最近はソフトウェア特許(ソフトウェア・パテント)問題があるので、いくらそのソフトウェアがフリーソフトウェアであっても、いろいろと大変な世の中になってきた。特にマルチメディアコーデック、デコーダやエンコーダとか。自分自身怖いので、せめてローカルにある物だけはオープンソースコーデックフォーマットを使っている。例えば「Ogg Vorbis」とか。
自分自身、MP3と聞き比べてもよくわからない。サイズが若干多くなるだけ?
#Oggで聴ける音楽サイトってなかなかないものだ……。うーん……。
※1 ある種の外部機器のドライバやファームウェアが、オープンソースかつフリーソフトウェアな代替がなく、止むを得ずプロプライエタリなソフトウェアを使わざるを得ないこともあるのも現実だ。それは無線LANのファームウェアでも同じことだと思う。
ただ自分自身「プロプライエタリソフトウェアを使う」というのは、はっきり言って「最終手段」的な位置づけあり、できる限り100%全てをオープンソースかつフリーソフトウェアな代替でリプレースして収めてしまいたい、というのが本音であり、それはまた自分自身のポリシーでもあり、課題でもある。
今後ハードウェアを選ぶときにはそこら辺を考えて選ぶようにしようと思う。
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