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日記

kazekiriの日記: STAP問題を時系列から眺める

日記 by kazekiri

STAP問題がどんどん深みにハマっていってしまって気分がよろしくない。O氏が交戦的になったおかげで、内規通りに懲戒委員会を開いて処分を決定し、同時にSTAP検証を粛々と進めて決着させるという流れが破綻し、処分無効を求めるような訴訟もはさまって解明が全く進まないということも考えられる。

表記事にあるResearchGateでのKenneth Ka-Ho Lee 教授の実験は数日前から話題になっていたが、彼もとうとう見切ってしまったようで、STAP検証については世界に誰もやってくれない状況になったような気がしている。それでも本人が否定しない限りは理研としては検証せざるを得ないだろう。訴訟もありえるのだし。

そもそも何故こんな事件が起きてしまったのだろうか。ということで、彼女の経歴を整理してみた。

2008年 早稲田博士課程へ進む
そしてバカンティ教授の元へ留学
2011年3月 震災で日本に留まる、および博士の学位取得
2011年 若山先生を頼って、理研の客員研究員となる
2011年末 若山先生に渡した細胞でキメラマウス作製に成功
2012年4月 若山先生が山梨大学へ移籍
2013年3月 若山先生がリーダーだったリプログラミングユニットのリーダーに小保方氏が採用
2014年1月 STAP発表

こうやって整理すると見えてくることもある。博士論文についてもいろいろ問題視されているが、彼女はそもそも博士課程のほとんどをバカンティ教授の元で過ごしており、早稲田に提出されたとは言っても早稲田の教授陣は直接的に指導する立場ではなかっただろうことが推測される。論文の主査であるはずのバカンティ教授は博士論文を見ていないと言ってるので、結局誰も彼女の論文をまともに見ていなかったのではないかと思う。そりゃ早稲田の先生も外に行った人の面倒は見る気は起きないだろう。

その後、ハーバード時代から多能性の判定で世話になっていた当時は理研のプログラミングユニットリーダーだった若山先生を頼って客員身分となるが、その年の暮れに問題のSTAP由来と言われているキメラマウスが作製できてしまう。この後すぐに若山先生は山梨大学へ移籍したので、おそらくこの一件が強く残っていたのだと推測する。kaho日記でも若山先生がなかなか折れないことを不思議だと書かれていたが、若山先生はこの一件だけを実際に見ており、自分でキメラを作り出したので最後まで信用したのではないかと思う。

体細胞クローンマウス作製でも苦労している若山先生であれば様々な点での確認を怠るとは思えないわけで、若山先生がここですぐに理研から離れたことは今回の騒動の発生の遠因かもしれず、非常に不幸なことだったのかもしれない。

若山先生がいなくなったことで、彼女はリプログラミングユニットのリーダーとして正式に研究員となり、キメラができたことでSTAPはCDBとしての極秘研究となった。極秘とすることを主導したのはCDB副センター長の笹井先生だと報道されているが、ひょっとすると笹井先生は若山先生がキメラを作り出せたことで、そこでもう確認というものが吹っ飛び、そこからはどうやって世に出すかしか考えなかったのかもしれない。ユニットリーダーとなってから発表までの時間は非常に短く、それでいて外部からの目も入れないで世に出したので、簡単にボロを出す結果となった。

最初のキメラからESのすり替えだったのかもしれないし、何らかの勘違いやミスだったのかもしれないが、いろいろなタイミングの隙間をぬって、偉い先生方も踊らされ、そして理研と科学界は後始末に追われることになってしまった。今のところどうやって決着するのか想像も付かないが、個人的には仮にSTAPが存在したとしてもさっさとSTAPはなかったことにして忘れ去られるのを期待したい。そのほうが次に進めるだろうから。

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