kazekiriの日記: STAPはESすり替えか? 3
http://www.asahi.com/articles/ASG4C4VPMG4CULBJ00D.html
朝日で土曜日に出ている記事。STAP幹細胞は全て若山先生が作製したとされているが、若山先生はオス由来の幹細胞しか作れなかったと証言しているにも関わらず、論文にはメスのマウスのSTAP幹細胞に関するデータが載っているという。朝日のアカウントは持っていないので記事後半は分からないが、一番重要なのは若山先生の証言だと思われるのでこれ以上は要らないだろう。
既に若山先生が提供したマウスとは異なるDNAを持つSTAP細胞が返された旨の報道もあったわけだが、性別が異なるという証言があったというのは大きい。性別もDNAも異なるという表現は既にkaho日記のSTAP非実在シリーズで述べられていたことであるわけだが、関係者の証言として出てきたことで細胞がすり替わった可能性が高くなったと言えるのではないだろうか。もうES混入説のようなものはESすり替え説と言ってしまったほうがしっくりくる状況だと思われる。
若山先生に細胞を返す時にES細胞とすり替えられたとすることが単純で誰でも思いつくわけだが、笹井先生がES細胞だと一つの塊にならないことからES説を否定しているようなことは前回の日記でも触れた。STAP細胞とは細胞塊であるので、笹井先生の主張も正しいように思われる。つまりES説であれば若山先生にはESを細胞塊として渡されないといけない。ESすり替え説であればこれが残っている謎だと思っているけども、最新のkaho日記のスレッドにはこのあたりにも関連するコメントも見られる。ひょっとしたらこれは技術的に大きな問題ではないのかもしれない。
ここの謎が解決した場合には、主要関係者らのこれまでの証言が全て辻褄の合うストーリーが完成するように思う。ただ、筆頭著者がそれを行ったとする証明はできない可能性が高そうだけども。
さて、今週は笹井先生の会見だ。彼が科学者として会見するのであれば興味があるが、本気で喋られると付いていけないであろうことは問題だ。けど、まあ... どうでもいい話題がほとんどになりそう。
小保方氏による「補足」 (スコア:1)
200回についてはやはり刺激後の細胞の蛍光を観察しただけ(≒最良でもOct4発現を組織レベルで見ただけ)とのことのようです。
少々刺激的なのはキメラ作成に用いられたマウスの系や性別が異なることについて、キメラマウス樹立に携わった若山氏の側の問題であるかのように主張していることでしょうか。
正直体裁も反論内容もうんざりするような文章ですが、笹井さんの「会見」はこの小保方氏の主張を踏まえてのものになるのか、という意味では気になります。
Re:小保方氏による「補足」 (スコア:2)
- ストレス処理から培養までという一連の作製の試行回数が200回である
- 多能性マーカーで確認 (注:これを200回とは言ってないように読める)
- 第三者も成功している
- 作製には公表していないコツがある。ただし理研の事情(特許)があるので一存ではできない。
- 若山先生がオスしか幹細胞を作っていないと言っているが、理研にはメスもある。
- マウス系統が異なっているというのは、幹細胞を作ったのは全部若山先生なのだから私には分からないこと。
文書の要旨はこんな感じでしょうかね。200回確認でもないし、そもそも蛍光の観察だけのような。何となくですが、マスメディアが報道した場合に「200回の作製成功」と短絡的に報道されることを狙ってまわりくどく書いているような意図を感じます。
理研の事情で公表していないことがあるような主張に読めますが、今の状況で理研が即座に公表できない理由はないでしょう。若山先生に全て責任があるような印象を作りたいような意図も感じますが、気持ち悪いなぁ。STAPの存在を盾にして、訴訟での責任逃れを狙っているようにしか見えない。
まあ、STAP幹細胞については全て若山先生が作ったと断言されているのはポイントかなぁ。
Re:小保方氏による「補足」 (スコア:1)
同感です…
「小保方氏の朝日新聞の記事への反論」への反論が今朝の朝日新聞社会面にありました。Web版 [asahi.com]にはまだ記載されていない理研への取材内容が載っていましたが、以下の点が確認されたようです
>- 第三者も成功している
理研広報に取材したところ、第三者が「成功」したのもOct4-GFPの発現を蛍光で確認したところまでのようです。