kazekiriの日記: これでやっと論文不正確定か 2
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20140508/175930/
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1405/08/news166.html
Scienceの件が気になったので、理研の会見をまとめようかと思ったが、上記二つがそれなりにうまく書けているのでまとめる必要はなさそうだ。
理研-小保方両サイドの争点は改ざん、捏造の「悪意」に絞られていたが、調査委員会の報告ではそこが弱かったわけで、最終的に予測される地位確認の訴訟に向けて面倒なことになる可能性もあると思われていた。しかし、Cell、Scienceにも同様の論文投稿を行い、Scienceから画像切り貼りの指摘を受けていたという事実は理研の主張を大きく裏付けることになるだろう。
このあたりの資料提出は若山先生からの提出ということで、最後まで小保方サイドから出なかったわけだが、このような調査委員会への態度は懲戒委員会への決定に影響を与えることになるだろう。基本的には諭旨退職か懲戒解雇しかないわけだが、少なくともこれより温情的なものになる可能性は極めて低いと推測できる。弁護士の交戦的態度からすると訴訟になる可能性も極めて高いが、理研としては当事者処分の問題は峠を越えたという感触があるのではないだろうか。
これで残っているのはSTAP検証ということになるが、残っている謎は少なくなってきている。現状の検証スキームでは、1年の歳月をかけて成功しなかったとしてもSTAP非実在の証明にもならないわけで、もう見切りをつけるか、細胞リプログラミングユニット内で何が行われたのかの調査だけに絞るか、のどちらかにしたほうが良いのではないだろうか。丹羽先生には不本意だろうが。
お疲れ様でした (スコア:1)
でも私としては意外と早く決着がついたな、という感想でした。
東北大のケースよりは今となってはダメなところがハッキリしているので、
訴訟になっても理研が負けないでしょうね。
http://1000nichi.blog73.fc2.com/blog-entry-3884.html [fc2.com]
Science誌でのrejectの段階で、レフェリーから電気泳動画像が不自然だと指摘があり、共著者達(情報がないけど、おそらく今回のNatureの共著と同じ?)もおかしいと気づいていたはずなのに、Natureへ投稿を許してしまったという点では、上司も共犯と言えると思います。
Re:お疲れ様でした (スコア:2)
Science誌投稿までは小保方、バカンティが責任著者、若山が共著者です。で、その外部の人である若山先生からの情報提供で理研は経緯を知ったということです。上司と言えるのは笹井副センター長と竹市センター長となるわけですが、Scienceからの指摘を把握することは無理だったのではないでしょうか。まあ、笹井先生がいつから絡んでいたのかは微妙に怪しいとこがありますけども。
管理者責任は笹井、竹市両氏にもあることは理研も明言してましたし、笹井先生に関しては最終調査書でもはっきりと重大な責任と書かれているわけですので、当然ながら懲戒委員会での審議の対象となります。出勤停止あたりで済むかもと思ってますが。