kazunosukeの日記: ハンセン病について考える
日記 by
kazunosuke
今日は「多磨全生園」という所に行ってきました。
そこはどういうところかというと、ハンセン病療養所です。
いくら頭でわかったつもりでいても、「百聞は一見にしかず」なわけで足を使わないと本質は見えてきません。
以前から関心が高かった問題でもあり、休みの今日を利用し、思い切って出掛けてみることにしました。
ハンセン病について、みなさんはどのような知識をお持ちでしょうか。
・ハンセン病は遺伝しません。
・感染しても絶対治ります。
・隔離しなくても感染した人からはうつりません。
・・・ということは今では常識になっていますが、強制隔離を明示した「らい予防法」は
1996年になってようやく廃止されたのです。
つまり、ハンセン病は危険な病気ではないとわかっていても、世間の偏見から強制隔離を黙認し続け、
全国の何万人ものハンセン病患者の方を「多磨全生園」のようなコロニーに50年も60年も押し込めていたのです。
#今でもそこで生活されている方は400名以上いらっしゃるとのことでした。
#いくら法律がなくなっても様々な事情により、そこに住むしかないのです。
知識として知っていても当事者の方から、聞くとそれだけで心に響きます。
「本当に怖いのは、らい菌なんかじゃないんですよ。
むしろ怖いのは、ハンセン病患者の苦悩をまともに見つめてくれない、
壮健(健常者)たちの目ではないか。私はそう思います。
我々の苦しみから目をそらして、これを見ようとしない、壮健社会の目こそ怖いのです」
ある入園者の方の言葉です。
今日はとても有意義な1日でした。とても勉強になりました。
#松本清張の『砂の器』を再び読みたくなりました。
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